特許
J-GLOBAL ID:200903038688793036

還元焙焼による亜鉛製錬法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 博史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-356497
公開番号(公開出願番号):特開平5-171310
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 鉄分の残渣処理の問題がない亜鉛製錬法を提供する。【構成】 亜鉛の湿式製錬において、酸化焙焼して得られた亜鉛焼鉱を還元焙焼して亜鉛焼鉱中のZn-フェライトをFeOまたはFe3O4に分解し、これらを浸出工程において溶出除去する。【効果】 酸化焙焼した亜鉛焼鉱をさらに弱還元性雰囲気で700〜750°Cで還元焙焼することにより焼鉱中のZn-ェライト(ZnOFe2O3)が硫酸に溶解し易いZnOとFeOまたはZnOとFe3O4に分解する結果、酸浸出によりZn98%程度、Fe70%程度の高い浸出率で亜鉛、鉄が浸出する。従って、従来のように亜鉛がZn-フェライトの形で未溶解の残渣に取込まれることがなく、高い浸出率で亜鉛を浸出でき、亜鉛の採取率を高めることができる。
請求項(抜粋):
亜鉛の湿式製錬において、酸化焙焼して得られた亜鉛焼鉱を還元焙焼して亜鉛焼鉱中のZn-フェライトをFeOまたはFe3O4に分解し、浸出工程において溶出除去することを特徴とする還元焙焼による亜鉛製錬法。
IPC (2件):
C22B 19/02 ,  C22B 19/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特表平3-505612
  • 特開昭53-112223
  • 特開昭54-102227
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