特許
J-GLOBAL ID:200903038690932094

刈取り作業機の刈刃停止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058341
公開番号(公開出願番号):特開平11-253021
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構造でエンジン始動時の刈刃の不意な駆動の危険を回避することを可能にした。【解決手段】 エンジン15からの動力を刈刃10に伝動する通常の運転時には、ロックピン23の切欠部23aはクラッチドラム22bの外周を避ける位置に配設されている。したがって、クラッチドラム22bは何の抵抗もなく回転が可能で、エンジン15の回転数の上昇に伴ってエンジン動力がクラッチシュー22aから伝達されて伝動軸25を回転駆動させて、駆動ギヤ27を介して刈刃が駆動される。そして、エンジン始動時には、ロックピン23を90度回転操作する。この状態では、ロックピン23における切欠部23aの形成されていない外周面がクラッチドラム22bの外周面に当接され、クラッチドラム22bはロックピン23の外周面からの押圧を受けて制動状態になる。
請求項(抜粋):
エンジンからの動力を遠心クラッチ装置を介して伝動して刈刃を駆動する刈取り作業機の刈刃停止装置において、遠心クラッチ装置のクラッチドラムが組み込まれるクラッチハウジングにクラッチドラム外周面を部分的に横断する軸孔を形成し、該軸孔に、クラッチドラム外周面を横断する箇所に切欠部を形成したロックピンを軸中心に回転可能に支持してなり、上記ロックピンを回転操作することで、該ロックピンの外周面が前記クラッチドラムの外周面を押圧して、該クラッチドラムの回転を制動することを特徴とする刈取り作業機の刈刃停止装置。

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