特許
J-GLOBAL ID:200903038692832364

高強度ばね用鋼材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-199503
公開番号(公開出願番号):特開平11-043721
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 焼入れ・焼戻し処理工程が行われる従来のばねと同等乃至それ以上の高強度を備えたばねを、焼入れ・焼戻しを行わずに製造する技術を開発する。【解決手段】 C:0.30〜0.60%(質量%)及びSi:0.60〜3.00%、又は更に、Mn:1.20〜3.50%及びCr:0.20〜1.50%を含む鋼塊又は鋼片に、圧延終了温度がAc1 +30°C〜Ac3 -20°Cで熱間圧延し、次いで冷却速度を10〜50°C/sec に制御し、更にフェライト面積率20〜50%で残部がマルテンサイトのミクロ組織に調整する。上記において、冷却速度を5〜50°C/sec とし、フェライト面積率を20〜70%、残部をマルテンサイトに制御し、次いで加工率5〜20%未満の範囲内の冷間加工により加工硬化させる。【効果】 ばね製造工程の省略化及びエネルギーコスト低減が図られる。
請求項(抜粋):
C :0.30〜0.60 mass%、及び、Si:0.60〜3.00 mass%を含む化学成分組成からなる鋼塊又は鋼片に、圧延終了温度がAc1 +30°C〜Ac3 -20°Cの温度範囲内である熱間圧延を施し、次いで前記熱間圧延後の鋼材の冷却速度を10〜50°C/sec の範囲内に制御し、更に、前記冷却後の鋼材のフェライト面積率が20〜50%で残部がマルテンサイトのミクロ組織に調整されたことを特徴とする、高強度ばね用鋼材。
IPC (5件):
C21D 8/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/02 ,  C22C 38/38 ,  F16F 1/02
FI (5件):
C21D 8/06 A ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/02 ,  C22C 38/38 ,  F16F 1/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-030650
  • 特開昭62-139818
  • 特開昭61-030650
全件表示

前のページに戻る