特許
J-GLOBAL ID:200903038695032563

リング状ネットワークにおける信号伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178154
公開番号(公開出願番号):特開平10-023050
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】リング状ネットワークの信号伝送効率を向上させる。【解決手段】リレー等の制御機器に制御データを出力する出力装置SO1 〜SO3 、制御機器の状態データを入力する入力装置SI1,SI2 及び入力装置の状態データに基づいて出力装置を制御する制御装置CRが伝送路1で接続されてリング状ネットワークが構築され、制御装置で各装置の接続情報を収集し、接続装置に応じた伝送フレームのフォーマットを決定すると共に、伝送フレームに対するアクセス位置情報を通知した後、少なくとも入出力装置に対する制御データを書込んだ伝送フレームを生成して、これをネットワークに巡回させる。伝送フレームを受信した出力装置は伝送フレーム中の自己が必要とする制御データを読込み、入力装置は状態データを書込みながら中継し、伝送フレームが制御装置に戻ったときに必要な状態データを読込むと共に、伝送フレームを除去する。
請求項(抜粋):
制御機器に対して制御信号を出力する複数の出力装置と、前記制御機器の制御状態信号を入力する複数の入力装置と、該入力装置からの制御状態信号に基づいて各制御機器の状態を監視しながら前記出力装置に対して制御データを送出する制御装置とがリング状ネットワークに接続されて、前記制御装置と各出力装置及び入力装置との間で信号伝送を行うようにしたリング状ネットワークにおける信号伝送方式において、前記制御装置は、リング状ネットワークに接続された各出力装置及び入力装置の接続情報を収集する接続情報収集手段と、該接続情報収集手段で収集した接続情報に基づいて各出力装置及び入力装置との間でデータ授受を行う伝送フレームのフォーマットを決定するフォーマット決定手段と、該フォーマット決定手段で決定したフォーマットに基づいて各出力装置及び入力装置に対して伝送フレームを受信したときの当該伝送フレーム上の個別のデータアクセス位置を指示するデータアクセス位置指示手段と、前記フォーマット決定手段で決定されたフォーマットに従って伝送フレームを生成し、これをリング状ネットワークに送信するフレーム送信手段と、該フレーム送信手段で送信したフレームを受信したときに、当該伝送フレームをそのデータ中の必要データを取込んだ後リング状ネットワークから除去するフレーム除去手段とを備え、前記各出力装置は、伝送フレームを受信したときに前記制御装置のデータアクセス位置指示手段から指示されたデータアクセス位置のデータを取込み、前記各入力装置は伝送フレームを受信したときに前記制御装置のデータアクセス位置指示手段から指示されたデータアクセス位置にデータを書込むことを特徴とするリング状ネットワークにおける信号伝送方式。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-225646
  • 特開平1-290341

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