特許
J-GLOBAL ID:200903038695039320

受信状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332284
公開番号(公開出願番号):特開平9-171043
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 偏波面調整を、垂直或は水平偏波のいずれか一方の電波しか受信されない時でも精度よく、しかも簡単に行い得る受信状態検出装置を提供する。【解決手段】 選局回路が選局可能な全チャネル(CH)について、CH毎に該CHの通信信号に使用される偏波を受信した受信信号の検波電圧(受信レベル)を測定し、その中から検波電圧が最大のCHを調整用CHとして抽出すると共に、その検波電圧を基準レベルとする(110〜250)。選局CHをこの調整用CHに固定し、調整用CH抽出時とは異なる偏波信号が選局回路に入力されるように設定(260,270)後、動作モードが切換えられるまで、検波電圧の読込、偏波面指数として検波電圧と基準レベルとの偏差の算出・表示を繰り返し実行する(280〜320)。この表示に従い、偏波面指数がピークとなるヌルポイントに、垂直及び水平偏波を受信するプローブが設けられたコンバータの角度位置を調整する。
請求項(抜粋):
受信アンテナを介して人工衛星からの送信電波を受信し、外部からの切換信号に従って、垂直偏波信号及び水平偏波信号のいずれか一方の偏波信号を出力する偏波信号切換部、及び該偏波面切換部からの偏波信号を所定周波数帯の伝送信号に変換して伝送線に出力する周波数変換部を備えたコンバータに、上記伝送線を介して接続され、上記コンバータが周波数変換して上記伝送線に出力する偏波信号を垂直偏波信号にするか水平偏波信号にするかを指定するための切換信号を生成する切換信号生成手段と、上記伝送線を介して入力される伝送信号の中から所定チャンネルの通信信号を選局し検波する選局手段と、を備え、上記切換信号生成手段が生成する切換信号、及び上記選局手段が選局する通信信号のチャンネルを外部から指定して、上記選局手段から出力される検波電圧から該チャンネルの受信レベルを測定可能な受信状態検出装置において、外部操作により、当該装置の動作モードを、上記受信レベルを測定する測定モードから、受信アンテナの偏波面調整用の調整モードに切り換えるための操作部と、該操作部を介して当該装置の動作モードが上記調整モードに切り換えられると、上記選局手段が選局する通信信号のチャンネルを順次変更すると共に、該チャンネルに対応した偏波の偏波信号が周波数変換されて上記伝送線に出力されるように、上記切換信号生成手段が生成する切換信号を設定する第1選局制御手段と、該第1選局制御手段が上記選局手段が選局する通信信号のチャンネルを変更する度に、上記選局手段から出力される検波電圧を読み込み、該検波電圧が所定の条件を満たすチャンネルを抽出すると共に、該検波電圧を基準検波電圧として記憶する調整用チャンネル抽出手段と、該調整用チャンネル抽出手段が上記特定チャンネルを抽出して基準検波電圧を記憶すると、上記選局手段が選局する通信信号のチャンネルを該抽出された特定チャンネルに固定すると共に、該固定されたチャンネルに対応した偏波とは異なる偏波の偏波信号が周波数変換されて上記伝送線に出力されるように、上記切換信号生成手段が生成する切換信号を設定する第2選局制御手段と、該第2選局制御手段が上記チャンネルを固定し、該チャンネルに応じて切換信号を設定すると、その旨を表す初期情報を表示装置に表示し、その後、当該装置の動作モードが上記測定モードに切り換えられるまでの間、上記選局手段から出力される検波電圧と上記基準検波電圧との偏差を求め、該偏差を偏波面指数として表示装置に表示する、偏波面指数演算・表示動作を繰り返し実行する偏波面指数表示手段と、を備えたことを特徴とする受信状態検出装置。
IPC (5件):
G01R 29/08 ,  G01R 29/10 ,  H01Q 3/02 ,  H04B 1/18 ,  H04B 17/00
FI (5件):
G01R 29/08 A ,  G01R 29/10 C ,  H01Q 3/02 ,  H04B 1/18 A ,  H04B 17/00 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-296671
  • 特開平3-139901
  • 特開平3-296671
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