特許
J-GLOBAL ID:200903038708022600

転がり軸受の振動測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-106852
公開番号(公開出願番号):特開平7-324972
出願日: 1995年04月06日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 転がり軸受の振動測定を正確に行なえる振動測定装置を提供する。【構成】 振動測定装置1はシュリンク型チャック5、スピンドル14およびサーボモータ16を機械要素とし、ころ軸受2の外輪4を把持するジョー5aの外周に振動ピックアップ41を取り付けている。また、ジョー5aの軸受2を把持する内面には環状溝5bが形成されており、この環状溝5bには油圧を背圧とするシェル18が嵌め込まれている。振動測定に際して、シェル18の油圧を高めて軸受すきまを零にした状態にすることでいわゆる「ころ落ち」によって衝撃的な振動が発生するのを防止できる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの軌道輪と複数の転動体を有する転がり軸受が嵌合される保持部材と、該保持部材に嵌合された前記転がり軸受を駆動し、前記軌道輪に対して前記複数の転動体を転がり運動させる駆動手段と、前記転がり軸受の振動を検出する振動検出手段とを備えた転がり軸受の振動測定装置において、前記転がり軸受が嵌合された保持部材を半径方向に一様に弾性変形させる変形手段と、前記転がり軸受と前記保持部材との嵌合状態を示す状態量を検出する嵌合度検出手段と、該嵌合度検出手段によって検出された嵌合状態を示す状態量に応じた軸受すきま量が所定量に達するまで前記変形手段による弾性変形を許可する変形制御手段とを備えたことを特徴とする転がり軸受の振動測定装置。
IPC (4件):
G01H 1/00 ,  F16C 19/52 ,  G01H 17/00 ,  G01M 13/04

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