特許
J-GLOBAL ID:200903038711168195

系統連系型インバータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295352
公開番号(公開出願番号):特開平7-147781
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 商用系統電圧波形の0クロスポイントを正確に検出し、0クロスポイントと同期させるようにインバータ出力電流を制御する。【構成】 0クロスポイント検出部17において、商用系統電圧信号S1と基準電圧信号S2を比較し、出力として同期パルス信号S3を出力する。信号演算処理部18では同期パルス信号S3の極性,パルス幅を検出し、“H”パルスと“L”パルス幅を比較し、“H”パルス幅が“L”パルス幅より大きいとき基準電圧データをインクリメントし、逆に“H”パルス幅が“L”パルス幅より小さいときに基準電圧データをデクリメントし、0クロス検出部に基準電圧信号として出力することにより、両パルスの幅を同一になるよう制御する。またこれと同時に、同期パルス信号S3の各エッジと同期させ、波形データを順次読みだし、基準正弦波信号S4として出力し、誤差増幅器19,PWM変調回路17およびゲートドライブ回路12を介してFETブリッジ6をスイッチングすることで、太陽電池2からの直流電力を商用系統電源と同位相の交流電力に変換する。
請求項(抜粋):
スイッチングパターン信号に基づいてスイッチング素子のブリッジをON/OFF制御して太陽電池等の直流電源から入力した直流電力を交流電源に変換し、商用系統電源に連系して負荷に供給する手段と、基準正弦波信号に基づいたパルス幅変調により前記スイッチングパターン信号を生成する手段と、商用系統電圧を検出する手段と、基準電圧を発生させる手段と、基準電圧と商用系統電圧信号を比較し、結果をパルス信号として出力する手段と、前記パルスの立ち上がりエッジ,立ち下がりエッジを検出する手段と、前記パルスの幅(時間)を計測する手段と、前記パルスの幅を記憶する手段と、前回検出したパルス幅と今回検出したパルス幅を比較する手段と、前回のパルス幅と今回のパルス幅の比較結果、及びパルスの極性によって前記基準電圧の変化の方向を判断する手段と、前記パルス幅が常に一定になるように前記基準電圧を周期的に1段階ずつ増加または減少させる方向に変化させる手段と、前記各エッジと同期して、極性にあった方向に前記基準正弦波信号を発振する手段とを備えたことを特徴とする系統連系型インバータ制御装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  G05F 1/00 ,  H02J 3/38

前のページに戻る