特許
J-GLOBAL ID:200903038713881883

シートベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-239688
公開番号(公開出願番号):特開2002-029379
出願日: 2000年08月08日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【課題】 シートベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナを提供する。【解決手段】 ガス発生装置(160)が配設される第1のチャンバ(220)と第2のチャンバ(230)とを有し、ガス発生装置(160)の水平管(162)が配設されるハウジング(201)と、前記チャンバ(220)に配設されるアーム(171)と、これの分岐端に設けられるプーリ(172)と、これを用いてリール(120)をウエビングの巻き取り方向へ回転させるケーブル(174)とからなる動力伝達部(170)と、リール(120)の一側面に第1の係合溝(129)に係合される第2の係合突起(214)が形成され、他側面には第1の係合突起(231)と係合する第2の係合溝(215)が形成されているクラッチディスク(210)を備えるクラッチ機構とを具備する。
請求項(抜粋):
U字状のブラケットに回転自在に設けられ、ウエビングの巻き取りおよび引き出し動作を行うリールシャフトを有するリールと、このリールの一側面に形成されたラッチ歯車と協同して車両の急減速時にリールの回転を阻止するロッキング部と、前記リールの他側に設けられ、ぜんまいばねによってウエビングをリールに巻き取るスプリング部と、このスプリング部の内側面と前記U字状のブラケットとの間に一体に設けられてパイロテクニクスを用いたガス発生装置からの発生ガスによってリールをウエビングの巻き取り方向へ回転させてウエビングを引き締めるプリテンショナとを備えるシートベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナにおいて、水平に配設され、一側の内部にガスジェネレータが内蔵された水平管と、この水平管の他側に鉛直に延び、内部にピストンが内蔵されたシリンダとからなる前記ガス発生装置が配設された第1のチャンバと、複数の第1の係合突起が形成された第2のチャンバとを有し、前記ガス発生装置の水平管が前記U字状のブラケットの上部に配設されたハウジングと、一端が前記シリンダ内のピストンと直結し、他端がシリンダの外部に延びて前記ハウジングの第1のチャンバに摺動自在に配設されたアームと、このアームの分岐端に所定の角度に回転自在に設けられたプーリと、一端が前記ハウジングの所定の位置に係止され、中間の少なくとも一部が前記プーリに巻き掛けられて前記アームの押圧により前記リールをウエビングの巻き取り方向へ回転させるケーブルとからなる動力伝達部と、固定具によって前記ハウジングの第2のチャンバに固設され、前記ケーブルの中間部が巻き掛けられた案内溝および前記ケーブルの他端が係止された係止溝を有し、一側面には一方向にだけ回転できるように鉛直面と傾斜面とからなって前記リールの一側面に放射状に形成された第1の係合溝に係合された複数の第2の係合突起が形成されており、他側面には一方向にだけ回転できるように鉛直面と傾斜面とからなって前記第1の係合突起に係合された複数の第2の係合溝が形成されたクラッチディスクを有するクラッチ機構と、を具備することを特徴とするシートベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナ。
Fターム (1件):
3D018MA02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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