特許
J-GLOBAL ID:200903038716783467

電気転てつ機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334172
公開番号(公開出願番号):特開平6-179367
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】鉄道信号システムにおける電源供給設備等を簡素化でき、しかも動作の信頼性の向上を図ることができる電気転てつ機および転てつ制御装置を提供する。【構成】トングレールTを転換動作させる転換鎖錠装置35と、該転換鎖錠装置35を作動させる動作かん30と、該動作かん30を駆動する駆動機構12とを備えた電気転てつ機10において、前記駆動機構12を、単相交流により作動する電動モータMにより構成し、励磁制動により制動する。
請求項(抜粋):
線路の分岐器でトングレールを定位と反位とに転換させるものであって、トングレールを転換動作させる転換鎖錠装置と、該転換鎖錠装置を作動させる動作かんと、該動作かんを駆動する駆動機構と、転てつ制御装置とを備えた電気転てつ機において、前記駆動機構を、単相交流により作動する電動モータにより構成し、前記転換鎖錠装置は、一端に係合凹部と該係合凹部の両縁をなすストッパ部とが形成され、他端が前記トングレールに連結されて、前記トングレールを定位に鎖錠している通常位置から前記トングレールを反位に作動させた転換位置まで揺動自在な出力リンクと、一端が前記動作かんに連結され、他端が前記出力リンクの一端に対向させて配設されて、前記動作かんの作動により、他端が前記ストッパ部の一方に当接した状態から前記係合凹部に係合しさらに前記ストッパ部の他方に当接するよう揺動して、前記出力リンクを通常位置から転換位置に揺動させ該転換位置に保持する入力リンクとより構成し、前記入力リンクの前記ストッパ部への当接位置は、常時ブレーキのブレーキ力が小さくても前記出力リンクの転換位置への鎖錠状態が十分鎖錠可能となるよう、前記係合凹部よりも十分深い位置とし、前記転てつ制御装置は、前記転換動作が完了したときに制動指令を出力する転てつ制御部と、前記転換動作中は前記電動モータに電源を供給して該電動モータを作動させ、前記制動指令があると、前記電動モータへの電源の供給を絶つとともに、前記電動モータの一次巻線に整流電流を通電して励磁制動を行なうモータ駆動部とよりなることを特徴とする電気転てつ機。
IPC (2件):
B61L 5/10 ,  B61L 5/06

前のページに戻る