特許
J-GLOBAL ID:200903038722484650

騒音キャンセル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194275
公開番号(公開出願番号):特開平6-035480
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 スピ-カの周波数特性の低域における劣化に起因するノイズの発生を防止する。【構成】 騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするためにスピーカ17よりキャンセル音を出力し、騒音キャンセル点における騒音とキャンセル音との合成音をマイク18により検出する。騒音キャンセルコントローラ14は騒音キャンセル点における合成音信号と騒音に応じた信号を用いて騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするように適応信号処理を行って適応フィルタ14bの係数を決定し、適応フィルタは該係数に応じたフィルタ処理を参照信号に施して騒音キャンセル信号を発生し、該騒音キャンセル信号をスピーカ特性模擬フィルタ14dを介してスピーカに入力する。スピーカ特性模擬フィルタ14dはスピーカと略同等の周波数特性を備えているから、適応フィルタから出力される低域成分はその特性に応じて阻止され、ノイズがスピーカから発生することはない。
請求項(抜粋):
騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするためにキャンセル音を出力するキャンセル音発生源と、騒音キャンセル点における騒音とキャンセル音との合成音を検出するセンサと、騒音キャンセル点における合成音信号と騒音源から発生する騒音に応じた参照信号を入力され、これら信号を用いて前記騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするように適応信号処理を行って騒音キャンセル信号を発生してキャンセル音発生源に入力する騒音キャンセルコントローラを備えた騒音キャンセル装置において、キャンセル音発生源と略同等の周波数特性を備えたフィルタを、騒音キャンセルコントローラの適応フィルタとキャンセル音発生源との間に設けたことを特徴とする騒音キャンセル装置。

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