特許
J-GLOBAL ID:200903038723536670

マトリックス液晶表示体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛和 清司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-190747
公開番号(公開出願番号):特開平10-067989
出願日: 1989年10月17日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 広い動作温度範囲、短いスイッチング時間及び低いしきい電圧と組合せて、非常に高い抵抗値を有するマトリックス液晶表示体を提供する。【解決手段】a)+1.5より大きい誘電異方性を有する化合物の一種または二種以上よりなる液晶成分B、少なくとも10重量%、b)一般式I【化1】(式中、R1、R2、環A1、A2、A3、Z1、Z2及びmは請求項1に記載のとおり)で示される、-1.5〜+1.5の誘電異方性を有する化合物の一種または二種以上よりなる液晶成分A、90重量%までおよびc)-1.5より小さい誘電異方性を有する化合物の一種または二種以上よりなる液晶成分C、0〜20重量%を基材とし、少なくとも60°Cのネマティック相範囲、20°Cで30mPa.sの最大粘度および【数1】の平均誘電率を有するネマティック液晶混合物を含有するマトリックス液晶表示体。
請求項(抜粋):
-フレームと一緒になってセルを形成している、2枚の平面平行の支持板-支持板上の個々の画素子をスイッチングするための集積非線型素子、および-セル内の、正の誘電異方性および高い抵抗値を有するネマティック液晶混合物、を有するマトリックス液晶表示体であって、上記液晶混合物が下記の成分;a)+1.5より大きい誘電異方性を有する化合物の一種または二種以上よりなる液晶成分B、少なくとも10重量%、b)一般式I【化1】(式中、R1およびR2は、それぞれ相互に独立して、9個までの炭素原子を有するn-アルキル、ω-フルオロアルキルまたはn-アルケニルであり、環A1、A2およびA3は、それぞれ相互に独立して、1,4-フェニレン、2-または3-フルオロ-1,4-フェニレン、トランス-1,4-シクロヘキシレンまたは1,4-シクロヘキセニレンであり、Z1およびZ2は、それぞれ相互に独立して、-CH2CH2-または単結合であり、そしてmは0、1または2である)で示される、-1.5〜+1.5の誘電異方性を有する化合物の一種または二種以上よりなる液晶成分A、90重量%までおよびc)-1.5より小さい誘電異方性を有する化合物の一種または二種以上よりなる液晶成分C、0〜20重量%を基材とし、かつまた、このネマティック液晶混合物は、少なくとも60°Cのネマティック相範囲、20°Cで30mPa.sの最大粘度および【数1】の平均誘電率を有することを特徴とするマトリックス液晶表示体。
IPC (4件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/02 ,  G02F 1/13 500 ,  G02F 1/137
FI (4件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/02 ,  G02F 1/13 500 ,  G02F 1/137
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平3-502942

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