特許
J-GLOBAL ID:200903038730342872
直流高電圧発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097502
公開番号(公開出願番号):特開平5-252759
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は、コッククロフト・ウォルトン回路よりなる直流高電圧発生装置の極性切換の合理化と小形を図ったものである。【構成】上記回路の押上げ用、および平滑用コンデンサを、複数個同心円周上に配列し、整流器の両端に極性切換用接点を設け、同心円の中心軸に絶縁棒を介した上記切換器を連結し、その回転運動により極性切換させたもの。【効果】同心円上のコンデンサ群がリングフープを兼用し、装置全体の電位分布が一様化し、中心軸の絶縁棒の回転による切換は切換角度の縮小化および全装置の極性切換器の小形化になる。
請求項(抜粋):
コンデンサと整流器で構成されたコッククロフト・ウォルトン回路において、各段の押上げ用コンデンサと、平滑用コンデンサを複数並列に分割結線し、かつ同心円周上に配列し、その結線板をリングフープと兼用させ、両端に接触点を設ける。一方各段の整流器は、その同心円の中心軸に設けられた絶縁棒上に、各段の耐圧を考慮した間隔で固定し、その整流器の両端に設けた接触点を、各段のコンデンサの接触点と対角線上に接触させ、絶縁棒を回転し、各段の整流器の接触点を、各々のコンデンサの接触点に同時に移動させることにより、直流高電圧の極性切換えを可能にした直流高電圧発生装置。
前のページに戻る