特許
J-GLOBAL ID:200903038735197340
構文解析システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240212
公開番号(公開出願番号):特開平10-091628
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 助詞情報などが不完全な文において、係り受けの解析を適正に行なうことができる構文解析システムを提供する。【解決手段】 形態素解析処理手段で解析対象文を各単語に分割し、各単語を文節にまとめ上げる処理を行ない、共起関係データ抽出手段でコーパスに保存された文書データにおける各文の形態素解析処理結果の各文節間の係り受け関係から共起関係データを抽出する。係り受け関係解析手段で形態素解析処理手段の処理結果中の助詞を持たない文節と、この文節の係り先候補の文節との双方を持つ共起関係データを、共起関係データ抽出手段の抽出結果から選択し、この選択された共起関係データの中から係り受け関係の頻度が最も高い共起関係データの文節を係り先文節と認識することにより、より正しい係り先を得る。
請求項(抜粋):
自然言語文を構文解析する構文解析システムにおいて、解析対象文を各単語に分割し、各単語を文節にまとめ上げる処理を行なう形態素解析処理手段と、コーパスに保存された文書データにおける各文の形態素解析処理結果の各文節間の係り受け関係から共起関係データを抽出する共起関係データ抽出手段と、前記形態素解析処理手段の処理結果中の助詞を持たない文節と、この文節の係り先候補の文節との双方を持つ共起関係データを、前記共起関係データ抽出手段の抽出結果から選択し、この選択された共起関係データの中から係り受け関係の頻度が最も高い共起関係データの文節を係り先文節と認識する係り受け関係解析手段とを具備することを特徴とする構文解析システム。
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