特許
J-GLOBAL ID:200903038735401214

差動継電器の異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193206
公開番号(公開出願番号):特開平5-038041
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】差動継電器において、保護対象機器以外の故障、例えば差動継電器の電流検出回路CT1,CT2 に断線、地絡等が発生しても差動継電器は動作する。この場合、復旧は保護対象機器から行うことになるので、復旧時間が長くなる。【構成】電流検出負荷RA,RB,RC により検出された各相電流IA,IB,IC から絶対値|IA |, |IB |, |IC |を求め、それぞれしきい値αA,αB,αCより小さいかどうか判別する。【効果】電流検出回路CT1,CT2 の断線時には|IA |, |IB |, |IC|のいずれかが0となるので、断線を検出することができる。もし電流検出回路の断線であれば、保護対象機器の点検をする手間が省けるので、復旧作業が短時間で済むようになる。
請求項(抜粋):
変圧器の1次側および2次側の電流をそれぞれ電流検出回路により検出し、検出された1次側および2次側における各電流の比または差に基づいて、保護対象機器の異常を検出し保護する差動継電器において、電流検出回路により検出される各相の電流を流す電流検出負荷と、電流検出負荷の共通節点と大地との間に介在された零相電流検出負荷と、零相電流検出負荷で検出された零相電流Io から絶対値|Io |を求め、しきい値εと比較する第1の比較手段と、上記電流検出負荷により検出された各相電流IA,IB,IC から絶対値|IA |, |IB |, |IC |を求め、それぞれしきい値αA,αB,αC と比較する第2の比較手段と、第1の比較手段が|Io |>εであることを判定し、かつ、第2の比較手段が|IA |<αA,|IB |<αB または|IC |<αC であることを判定した場合に電流検出回路の断線検出信号を出力する断線検出手段とを備えることを特徴とする差動継電器の異常検出装置。
IPC (3件):
H02H 3/28 ,  H02H 3/05 ,  H02H 7/045
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-186522
  • 特開平2-188120
  • 特開平2-044267

前のページに戻る