特許
J-GLOBAL ID:200903038735762373

制震構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-054838
公開番号(公開出願番号):特開平11-256869
出願日: 1998年03月06日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 同程度の許容速度を有する可変減衰装置の配置を工夫することで、少ない設置台数で、応答低減効果を損なうことなく、効率の良い制震を可能にする。【解決手段】 柱梁架構内に付加耐震要素としてブレース13を設ける。ブレース13と柱梁架構を可変減衰装置1を介して連結し、地震の際に可変減衰装置1の減衰係数を制御することで、建物の応答を低減する。その場合の可変減衰装置1の配置として、下層階については可変減衰装置1を単層の柱梁架構ごとに設置し、上層階については可変減衰装置1を2層または3層以上に跨がる柱梁架構ごとに設置する。
請求項(抜粋):
柱梁架構内に付加耐震要素を設け、柱梁架構と付加耐震要素間または付加耐震要素どうしを可変減衰装置を介して連結し、地震等の振動外力が入力した際の柱梁架構等の応答をもとに可変減衰装置の減衰係数を制御することにより、柱梁架構に減衰力を付与して応答を低減するよう構成した制震構造物において、下層階については可変減衰装置を単層の柱梁架構ごとに設置し、上層階については可変減衰装置を2層または3層以上に跨がる柱梁架構ごとに設置してあることを特徴とする制震構造物。

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