特許
J-GLOBAL ID:200903038743211840

新素材地盤永久アンカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-194199
公開番号(公開出願番号):特開平5-033336
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 新素材より線ワイヤを用い、十分な強度を持ちながら、削孔径の小さい、小型軽量の新素材地盤永久アンカーを提供すること。【構成】 鋼管11内で炭素繊維、アラミド繊維等からなる新素材より線ワイヤ7をセメント又はエポキシ樹脂12で固着した頭部定着体部4と、ワイヤ7が伸縮可能なポリパイプ10に挿入された自由長部5と、ワイヤ7をグラウト8に定着した定着長部6とからなり、鋼管11内に中空管17、グラウト注入ホース18を備え、ホース18で地盤掘削孔2内に注入したグラウト8を加圧して定着長部6を定着し、自由長部5のワイヤ7を緊張した後、頭部定着体部4を構造物3に支圧板14を介してナット締めして固定し、保護パイプ13内の空間にはグリス19が注入されている。【効果】新素材より線ワイヤは錆びないので過度な防護被覆を省略でき、小型軽量、小削孔径、且つ十分な強度を持ち、作業性もよく、工程も短縮される。
請求項(抜粋):
地盤の掘削孔に設置され、該地盤上の構造物に固定した頭部定着体部と、該頭部定着体部に連続し、引張材に緊張力を付加した自由長部と、該自由長部に連続し、該引張材を地盤に固着材で固着した定着長部とからなる地盤永久アンカーにおいて、前記頭部定着体部は、所定長さの管の内部で炭素繊維、アラミド繊維等からなる新素材より線ワイヤの引張材がセメント又はエポキシ樹脂で固着されてなり、前記自由長部は、該頭部定着体部から延在する引張材が、該頭部定着体部に一端を固定された伸縮可能な構造のパイプに挿入されてなり、前記定着長部は、該パイプから延在した引張材が固着材により地盤に定着されてなることを特徴とする新素材地盤永久アンカー。

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