特許
J-GLOBAL ID:200903038749423857

磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270702
公開番号(公開出願番号):特開平9-185809
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 磁気バイアス磁界が付与された巨大磁気抵抗要素等を組み込んだ場合に、使用し得る感知電流の大きさが制限されることなく、拡大された感知電流値の範囲にて磁気ヘッド応答の線形化を実現するような磁気ヘッドを提供する。【解決手段】 磁気ヘッドが、磁気媒体中の磁気配向領域を感知する磁気抵抗要素と、磁気抵抗要素と結合することにより、所定のバイアス磁化方向を有する磁気バイアス磁界を磁気抵抗要素内に発生させる磁気バイアス手段と、磁気ヘッド内に磁界を発生させる感知電流を上記磁気抵抗要素へ供給することにより、磁気媒体の磁気配向領域に応じた磁気抵抗要素の抵抗変化を検出する感知手段とを備える。磁気バイアス手段は、感知手段による磁気バイアス磁界への影響を効果的に軽減するために、磁気バイアス磁界の所定のバイアス磁化方向を修正する手段を有し、これによって比較的振幅の大きい感知電流を使用できるようにする。
請求項(抜粋):
磁気配向領域を有する磁気媒体中の磁束の遷移を検出するための磁気ヘッドであって、前記磁気媒体中の磁気配向領域を感知する磁気抵抗要素と、該磁気抵抗要素と結合することによって、所定のバイアス磁化方向を有する磁気バイアス磁界を該磁気抵抗要素内に発生させる磁気バイアス手段と、前記磁気ヘッド内に磁界を発生させる感知電流を前記磁気抵抗要素へ供給することによって、前記磁気媒体の前記磁気配向領域に応じた前記磁気抵抗要素の抵抗変化を検出する感知手段とを備え、前記磁気バイアス手段は、前記感知手段による前記磁気バイアス磁界への影響を効果的に軽減するために、前記磁気バイアス磁界の所定のバイアス磁化方向を修正する手段を有しており、該磁気バイアス磁界の所定のバイアス磁化方向を修正する手段によって、比較的振幅の大きい感知電流が使用できるように、より拡大された感知電流値の範囲にわたって前記磁気ヘッド応答の線形化を実現するように構成されることを特徴とする磁気ヘッド。

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