特許
J-GLOBAL ID:200903038750160959
低硫黄軽油の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-158006
公開番号(公開出願番号):特開2000-345172
出願日: 1999年06月04日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 品質の高い低硫黄軽油を効率よく生産することのできる低硫黄軽油の製造方法を提供すること。【解決手段】低硫黄軽油を製造する軽油の脱硫システムは、原料油軽油LGOは、フラクショネータ10で軽質留分LLGOおよび重質留分HLGOに分離される。分離された軽質留分LLGOは、水素化処理触媒20Bを備えた第1水素化処理装置20で水素化処理され、重質留分HLGOは、水素化処理触媒30B、30Dおよびゼオライト系触媒30Cを備えた第2水素化処理装置30で水素化処理された後、混合装置40で混合されて脱硫軽油DGOとなる。原料油軽油LGO中の難脱硫成分は、重質留分HLGOに含まれ、この重質留分HLGOをゼオライト系触媒30Cの存在下で選択的に水素化処理することにより、難脱硫成分の異性化が促進されるので、品質の高い脱硫軽油DGOを効率よく生産できる。
請求項(抜粋):
硫黄分0.5〜2.5wt%、沸点150〜400°Cの原料油軽油を、軽質留分および重質留分に分離する分離工程と、前記軽質留分を水素化処理触媒の存在下で水素と接触させる軽質留分水素化処理工程と、前記重質留分を水素化処理触媒、およびゼオライトを含むゼオライト系触媒の存在下で、この順番で水素と接触させる重質留分水素化処理工程と、前記軽質留分水素化処理工程で生成した軽質生成油と、前記重質留分水素化処理工程で生成した重質生成油とを、任意の割合で混合する混合工程とを含んで構成されることを特徴とする低硫黄軽油の製造方法。
IPC (5件):
C10G 67/00
, B01J 23/88
, B01J 29/072
, C10G 45/04
, C10G 45/12
FI (5件):
C10G 67/00
, B01J 23/88 X
, B01J 29/072 X
, C10G 45/04 Z
, C10G 45/12 Z
Fターム (2件):
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