特許
J-GLOBAL ID:200903038768687423

靭性の優れた制御圧延形鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067494
公開番号(公開出願番号):特開平5-271754
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 建造物の構造部材に用いる靭性の優れたH形鋼・I形鋼等のフランジを有する形鋼を制御圧延によりオンラインで製造する。【構成】 製鋼工程での予備脱酸により溶鋼の酸素濃度を制御し所定の成分鋼とした後、微量Al脱酸する製鋼法と、中間圧延パス間水冷と、仕上げ圧延終了後の加速冷却の組合せ処理により組織の微細化を図り、強度・靭性を向上させる。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.04〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.5〜1.8%、N:0.003〜0.012%、Ti:0.005〜0.025%を含み、残部がFeおよび不可避不純物からなる溶鋼を、予備脱酸処理によって、溶存酸素を重量%で0.003〜0.015%に調整後さらに、金属アルミもしくはフェロアルミの添加により脱酸し、該Al含有量が重量%で0.005〜0.015%で、かつ溶鋼の溶存酸素[O%]に対し-0.004≦[Al%]-1.1[O%]≦0.006の関係を満たす鋳片に鋳造し、該鋳片を1100〜1300°Cの温度域に再加熱後に圧延を開始し、中間圧延工程のパス間で鋼材表層部の温度をAr3 -20°C以下・Ar3 -100°C以上に水冷し、その復熱過程で少なくとも一回以上圧延し、最終仕上げ圧延後に1〜30°C/Sの冷却速度で600〜400°Cまで冷却することを特徴とする靭性の優れた制御圧延形鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50

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