特許
J-GLOBAL ID:200903038777896949

クロスフィン熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320520
公開番号(公開出願番号):特開平8-178573
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 フィンカラーを備えた座の部分における水捌け性を良好ならしめることで暖房運転時間の延長及びフィンの伝熱性能の維持を図る。【構成】 フィン3に設けた座3の形状を、少なくともその下方側の端部を鋭角状に形成するとともにその頂部3bを上記フィン1の稜線1bに合致せしめているので、特に上記座3の部分に付着した水は、順次その平坦面を伝って流下して該座3の稜線3aに至り、ここから該座3の稜線3aを伝ったスムーズにその下端の頂部3bに集まり、さらにここからはこの頂部3bに合致しているフィン1の稜線1bを伝って容易に流下排出され、フィン1の表面の水残りが可及的に減少せしめられる。従って、該座3の部分における水捌け性が良好となり、例えば除霜運転後の暖房運転の再開時においても座3の部分に溜まった水が氷結して通風抵抗を急激に上昇させ暖房運転の継続可能時間が短くなるというようなことが可及的に抑制されそれだけ良好な暖房特性が得られるとともに、フィン1における伝熱性能が良好に維持されるものである。
請求項(抜粋):
板厚方向へ交互に折曲した波板状形態を有し且つその複数の稜線(1b),(1b),・・に跨がって板面方向に延びる平坦面でなる複数の座(3),(3),・・が設けられるとともに該各座(3),(3),・・にはその平面方向に直交する方向に立ち上がる円筒状のフィンカラー(2)がそれぞれ形成された複数枚のフィン(1),(1),・・を、上記稜線(1b),(1b),・・が上下方向に向くようにしてその板厚方向に所定のフィンピッチで順次対向配置するとともに、該各フィン(1),(1),・・の上記フィンカラー(2),(2),・・部分を貫通し該各フィン(1),(1),・・間に跨がった状態で複数本の伝熱管(4),(4),・・を取り付けてなるクロスフィン熱交換器であって、上記座(3)は、少なくともその下方側の端部が鋭角状に形成されるとともにその頂部(3b)が上記フィン(1)の稜線(1b)に合致せしめられていることを特徴とするクロスフィン熱交換器。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-233675   出願人:三洋電機株式会社
  • 特開昭63-231198
  • 特開平4-268195
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