特許
J-GLOBAL ID:200903038788453399

アルカリパルプの漂白方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064317
公開番号(公開出願番号):特開平6-280177
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【構成】 アルカリパルプを、無機酸によるpH1.0〜1.6の酸性処理液中で、好ましくは亜硝酸塩イオンおよび硝酸イオンとして対パルプ0.1〜1%および0.5〜5%加え、80°Cないし該処理液の煮沸温度の範囲で加熱処理をした後、リグニンのアルカリ抽出処理を行うアルカリパルプの漂白方法。【効果】 pHおよび温度条件を最適化した酸加熱処理とアルカリ抽出処理を組み合わせた方法は、アルカリパルプに対して酸素漂白と同等の脱リグニン効果を与える。従って酸素漂白に必要な圧力容器を必要としないのでコストが減少し、さらに応用も容易となる。さらに、酸加熱処理に亜硝酸塩および硝酸塩を添加し、続いてアルカリ抽出を行う方法は、脱リグニンはさらに良好となり、従来の塩素-アルカリ抽出処理と完全に置き換わり得、環境に対する問題も大幅に減少する。
請求項(抜粋):
アルカリパルプを、無機酸によるpH1.0〜1.6の酸性処理液中で、80°Cないし該酸性処理液の煮沸温度の範囲で加熱処理をした後、リグニンのアルカリ抽出処理を行うことを特徴とする、アルカリパルプの漂白方法。
IPC (2件):
D21C 9/10 ,  D21C 9/147 ZAB
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭48-010482
  • 特開平4-316690
審査官引用 (1件)
  • 特公昭48-010482

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