特許
J-GLOBAL ID:200903038794396585
アクチユエータ駆動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-255812
公開番号(公開出願番号):特開平5-068399
出願日: 1991年09月06日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 アクチュエータの高応答性を確保し、かつチョッパ騒音のない静粛な運転を可能とする。【構成】 アクチュエータ巻線Lの電流を検出し、減算器2で巻線電流信号ILを設定電流信号IS と比較して偏差を検出する。偏差信号は補償器3で比例積分演算され、三角波と比較されて不可聴周波数域のデューティパルス信号に変調される。該パルス信号は一定の大きさに減衰されて設定電流信号に重畳される。重畳信号はコンパレータ6で巻線電流信号と比較され、比較結果によりトランジスタ8が作動せしめられて巻線に通電される。設定電流信号と巻線電流信号の偏差が大きい場合には、重畳されたデューティパルス信号の寄与はなく、トランジスタがONまたはOFFを持続して巻線電流が急速に設定電流に近づく。偏差が小さくなるとデューティパルス信号が寄与し始め、トランジスタはチョッパ騒音を生じることなく不可聴周波数域でON-OFF作動せしめられる。
請求項(抜粋):
アクチュエータ巻線の電流を検出し巻線電流信号として出力する手段と、巻線電流信号を設定電流信号と比較してその偏差を検出し偏差信号として出力する手段と、偏差信号に対して比例積分演算をなして補償信号として出力する手段と、補償信号を不可聴周波数域のデューティパルス信号に変調し出力する手段と、デューティパルス信号を一定の大きさで上記設定電流値に重畳し重畳信号として出力する手段と、重畳信号を巻線電流信号と比較して比較結果の正負に応じてアクチュエータ巻線にON-OFF通電する通電手段とを具備するアクチュエータ駆動装置。
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