特許
J-GLOBAL ID:200903038797129928
排煙脱硝制御装置及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318865
公開番号(公開出願番号):特開平9-155153
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 高速負荷変動時に排煙脱硝装置へのアンモニア注入量制御の追従性を高めることにある。【解決手段】 予測制御装置30には出口NOx濃度計4からの出口NOx濃度信号36とアンモニア流量計6からのアンモニア流量信号41が入力され、過去のアンモニアモル比と排煙脱硝装置出口NOx濃度との因果関係をデータを用いて同定した自己回帰モデルにより将来のサンプリング周期毎の排煙脱硝装置出口NOx濃度を予測し、この将来の排煙脱硝装置出口NOx濃度と出口NOx濃度設定信号35との間の制御偏差の自乗積分値とアンモニアモル比のサンプリング周期毎の変化量の自乗積分値の和を最小とするようにアンモニアモル比補正信号31が定められる。
請求項(抜粋):
アンモニア接触還元法による排煙脱硝装置の入口NOx濃度と出口NOx濃度設定値を入力しアンモニア必要モル比を求める必要モル比演算手段と、前記排煙脱硝装置の出口NOx濃度と出口NOx濃度設定値を入力しアンモニアフィードバックモル比を求めるフィードバックモル比手段と、該アンモニアフィードバックモル比と前記アンモニア必要モル比を入力しアンモニア全モル比を演算する全モル比演算手段と、該アンモニア全モル比と入口NOx量から必要アンモニア量を演算する必要アンモニア量演算手段と、該必要アンモニア量を負荷変化率により補正し補正必要アンモニア量を出力する必要アンモニア量補正手段と、該補正必要アンモニア量と注入アンモニアフィードバック値とから注入アンモニア量調整弁制御量を出力する注入アンモニア量制御手段とを有する排煙脱硝制御装置において、前記フィードバックモル比手段に代わり、前記排煙脱硝装置の出口NOx濃度とアンモニア注入量を入力し、過去のアンモニアモル比と排煙脱硝装置出口NOx濃度との因果関係を有する自己回帰モデルにより将来の排煙脱硝装置出口NOx濃度を予測し、予測した排煙脱硝装置出口NOx濃度を用いてアンモニアモル比補正信号を演算して前記全モル比演算手段へ出力する予測制御手段を設け、前記必要アンモニア量演算手段が出力する必要アンモニア量を前記注入アンモニア量制御手段へ入力する手段を設けたことを特徴とする排煙脱硝制御装置。
IPC (5件):
B01D 53/56
, B01D 53/74
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/86 ZAB
, B01D 53/94
FI (4件):
B01D 53/34 129 E
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/36 ZAB
, B01D 53/36 101 Z
前のページに戻る