特許
J-GLOBAL ID:200903038805004625

コネクタの検査治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002613
公開番号(公開出願番号):特開平11-204225
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 電気的な検知装置を必要としない簡易型の検査治具を提供する。【解決手段】 治具本体11の前面には、コネクタ1が嵌合される嵌合口12が開口され、治具本体11内には検知ピン20が前後の移動自由に収容される。本体部21の前面にはハウジング2の撓み空間5に進入可能な検知片部24が突設され、後面には支持材26が突設されている。検知ピン20は圧縮コイルスプリング17により常には前進位置に移動付勢され、支持材26の先端部27は貫通口15内に退避している。検査するコネクタ1に端子金具7が半挿入のものがあると、ランス4が撓み空間5内に撓み変形して突出しているため、そのランス4が検知片部24を介して検知ピン20を後方に押し、それに伴い支持材26の先端部27が治具本体11の後端面16から突出する。もって端子金具7の半挿入が検知される。
請求項(抜粋):
端子金具が収容されるキャビティと、弾性撓みしつつ前記端子金具に対して係脱される弾性係止片と、この弾性係止片の弾性撓みを許容する撓み空間とを備え、前記キャビティ内において前記端子金具が半挿入の状態では、前記弾性係止片が前記撓み空間内に弾性変位し、前記端子金具が正規に挿入されると、前記弾性係止片が前記撓み空間から退避する方向へ復元変形して前記端子金具に係止するようにしたコネクタに対し、常には前進位置に保持される検知ピンを備え前記端子金具が半挿入である場合には、この検知ピンが前記弾性係止片と干渉して後退動作するようにした検査治具であって、前記検知ピンが組込まれる治具本体内には前記検知ピンの後退動作に連動して前記治具本体から突出する目視検知部が設けられていることを特徴とするコネクタの検査治具。

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