特許
J-GLOBAL ID:200903038820066440

1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-134624
公開番号(公開出願番号):特開平8-291104
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 効率的な触媒の分離回収法を組み込まれることにより1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸を高収率で製造する方法を提供する。【構成】 テトラヒドロフタル酸無水物又はその有水酸をタングステン酸、リンタングステン酸又はそれらの塩からなる触媒の存在下に過酸化を用いて酸化して取得した触媒金属酸アニオンを含有する1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂で処理し、この交換樹脂をアルカリで溶出処理して取得した液を触媒として再利用する。
請求項(抜粋):
テトラヒドロフタル酸無水物又はその有水酸をタングステン酸、リンタングステン酸又はそれらの塩からなる触媒の存在下に過酸化を用いて酸化する1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸の製造法において、当該反応終了液又は当該反応終了液から固液分離して得た粗1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸の溶解液を弱塩基性陰イオン交換樹脂と接触させることにより該触媒金属酸アニオンを含まない1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸水溶液を得ると共に、該触媒金属酸アニオンを吸着した弱塩基性陰イオン交換樹脂を、水酸化アルカリ金属又は水酸化アンモニウムの水溶液と接触させることにより、1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸を含まない該触媒金属酸アニオン含有水溶液を溶出させ、この液をテトラヒドロフタル酸無水物又はその有水酸の過酸化水素酸化による1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸合成反応の触媒として再使用することを特徴とする1,2,3,4-ブタンテトラカルボン酸の製造法。
IPC (9件):
C07C 55/24 ,  B01J 23/30 ,  B01J 27/188 ,  B01J 38/74 ,  B01J 41/04 ,  C07C 51/285 ,  C07C 51/487 ,  C07B 61/00 300 ,  C07B 63/02
FI (9件):
C07C 55/24 ,  B01J 23/30 X ,  B01J 27/188 X ,  B01J 38/74 ,  B01J 41/04 Z ,  C07C 51/285 ,  C07C 51/487 ,  C07B 61/00 300 ,  C07B 63/02 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公平2-022056
  • 特開昭58-164541
  • 特開昭55-076839
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