特許
J-GLOBAL ID:200903038822258037

準能動型動吸振器および該動吸振器を設けたボイラ構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048689
公開番号(公開出願番号):特開平10-246279
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 動吸振器のストロークを抑制し、かつ、広い振動数範囲に対し高い制振性能を持つ準能動型動吸振器と該動吸振器を備えたボイラ構造物を提供すること。【解決手段】 準能動型動吸振器は並列に組み合わされてそれぞれ構造物2に取り付けられるばね3と可変減衰ダンパ4と付加質量1で構成され、構造物2と付加質量1の相対変位と該相対変位にかかるダンパ4の比例定数の積で表される制振力を発生させるように、ダンパ4の減衰係数を多段に切り換える制御をして動吸振器が効果的に作用する制振帯域を変化させることができる。そして、同時に構造物2と付加質量1の相対速度と該相対速度に比例する制振力(本来のダンパ4として機能)を発生させることにより動吸振器のストロークを抑制する。このことにより、構造物の振動振幅を広い振動数範囲について低減することが可能となる。
請求項(抜粋):
並列に組み合わせてそれぞれ構造物に取り付けられるばねと、減衰係数を可変とする可変減衰ダンパと、前記ばねと可変減衰ダンパを介して構造物に取り付けられる付加質量と、前記構造物と付加質量の間の相対変位と前記可変減衰ダンパの前記相対変位にかかる比例定数の積で表される制振力を可変減衰ダンパにおいて発生させるように可変減衰ダンパの減衰係数を制御する制御装置とで構成されたことを特徴とする準能動型動吸振器。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 341 ,  F22B 37/24
FI (3件):
F16F 15/02 A ,  E04H 9/02 341 D ,  F22B 37/24 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 構造物の振動制御機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-009062   出願人:石丸辰治, 新谷隆弘, 西松建設株式会社, 東急建設株式会社
  • 特開平2-209567
  • ボイラの耐震構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-038840   出願人:バブコック日立株式会社
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