特許
J-GLOBAL ID:200903038831582386

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013313
公開番号(公開出願番号):特開平5-201328
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 ホイールシリンダの圧力を調整時にブレーキペダルにおけるブレーキ操作フィーリングを損なわない装置を得る。【構成】 マスタシリンダとホイルシリンダ間にカット弁5およびシミュレータ手段4を設け、シミュレータ手段4内のピストン27およびシミュレータ29を配置。正常時にはカット弁を閉じシミュレータを作用させ、ホイールシリンダ圧を圧力制御。ホイールシリンダの圧力異常時にカット弁5を開け、ピストン27を移動させてステム30を閉じ、マスタシリンダ圧とホイールシリンダ圧をバランスさせる。
請求項(抜粋):
マスタシリンダとホイールシリンダ間をマスタシリンダ側配管とホイルシリンダ側配管に分断し、両配管の間の連通を開閉可能なマスタシリンダカット弁、前記マスタシリンダ側配管に介装されたシミュレータ手段、指示に応じて圧力値を調整する圧力調整手段、前記圧力調整手段と前記ホイールシリンダ側配管に接続され、前記圧力制御弁と前記ホイールシリンダ側配管の間の連通を開閉可能な圧力制御用カット弁、ブレーキ操作力を検出するブレーキ操作力検出手段、ホイールシリンダへの供給圧力値を検出するホイールシリンダ圧力検出手段、および前記マスタシリンダカット弁、圧力調整手段、圧力制御用カット弁、ブレーキ操作力検出手段、ホイールシリンダ圧力検出手段に接続され、前記マスタシリンダカット弁および圧力制御用カット弁の開閉を制御可能であり、前記圧力調整手段へ所定圧力の出力指示が可能な制御手段、を備える制動力制御装置であって、前記制御手段は、ブレーキ操作力の非検出時には前記マスタシリンダカット弁を連通し、ブレーキ操作力の検出時には、前記マスタシリンダカット弁を遮断し、前記圧力制御用カット弁を連通し、前記圧力調整手段の出力圧力をブレーキ操作力に応じて調整し、更に、前記ブレーキ操作力の検出時に圧力調整手段への圧力指示に対してホイールシリンダ圧力が低下したことをホイールシリンダ圧力検出手段が検出した際には、前記マスタシリンダカット弁を開とすることを特徴とし、前記シミュレータ手段は、中空のシリンダと、前記シリンダ内を摺動可能に配置され、前記シリンダ内を第1室および第2室に区画するピストンと、前記シリンダに前記第1室に面して設けらるとともに、マスタシリンダに接続された第1ポートと、前記シリンダに前記第2室に面して設けらるとともに、マスタシリンダカット弁に接続された第2ポートと、前記ピストンを前記第1室側へ付勢する付勢手段と、前記第1室と連通し、前記第1室内の圧力に応じて容積変化するシミュレータ室と、前記第1室とシミュレータ室間の連通を前記ピストンの移動に応じて開閉し、前記ピストンが前記第1室側へ付勢されたとき開状態となる弁手段と、を備えることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 15/36 ,  B60T 8/42
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-140520

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