特許
J-GLOBAL ID:200903038845550738
新規のオリゴヌクレオチドアダプター及びプライマー
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-002694
公開番号(公開出願番号):特開2005-192490
出願日: 2004年01月08日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
【課題】 公知DNA配列の隣接領域を単離することが可能なオリゴヌクレオチドアダプター及びプライマーを提供する。【解決手段】 前記アダプターは、長鎖オリゴヌクレオチドと、その3’末端領域の塩基配列に相補的な塩基配列を含む短鎖オリゴヌクレオチドとからなり、前記短鎖オリゴヌクレオチドの5’末端が、5’突出末端を生じさせる制限酵素で消化することにより生じる5’突出末端の塩基配列に相補的な塩基配列の部分配列からなる突出末端である。また、前記各オリゴヌクレオチドは、3’末端ホモダイマーを形成することがなく、最も安定的なホモダイマーを形成させた場合に、前記ホモダイマーにおける自由エネルギーが-6.5kcal/mol以上(長鎖)又は-4.9kcal/mol以上(短鎖)であり、分子内ヘアピン構造を形成しない。前記プライマーは、前記アダプターにおける長鎖オリゴヌクレオチドの部分塩基配列を含む。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(A)(a)長鎖オリゴヌクレオチドと、(b)前記長鎖オリゴヌクレオチドの3’末端領域の塩基配列に相補的な塩基配列を含む短鎖オリゴヌクレオチドとからなるオリゴヌクレオチドアダプターであって、
(B)前記オリゴヌクレオチドアダプターにおける前記短鎖オリゴヌクレオチドの5’末端が、5’突出末端を生じさせる制限酵素で消化することにより生じる5’突出末端の塩基配列に相補的な塩基配列の部分配列
からなる突出末端であり、
(C)前記長鎖オリゴヌクレオチドに関して、
(1)3’末端ホモダイマーを形成することがなく、
(2)最も安定的なホモダイマーを形成させた場合に、前記ホモダイマーにおける自由エネルギーが-6.5kcal/mol以上であり、
(3)分子内ヘアピン構造を形成しないか、あるいは、形成したとしても、前記ヘアピン構造における自由エネルギーが0.8kcal/mol以上であり、
(D)前記短鎖オリゴヌクレオチドに関して、
(1)3’末端ホモダイマーを形成することがなく、
(2)最も安定的なホモダイマーを形成させた場合に、前記ホモダイマーにおける自由エネルギーが-4.9kcal/mol以上であり、
(3)分子内ヘアピン構造を形成しないか、あるいは、形成したとしても、前記ヘアピン構造における自由エネルギーが0.8kcal/mol以上である
ことを特徴とする、前記オリゴヌクレオチドアダプター。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (24件):
4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024HA09
, 4B024HA11
, 4B024HA19
, 4B024HA20
, 4B063QA13
, 4B063QQ02
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR08
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR40
, 4B063QR42
, 4B063QR51
, 4B063QR62
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QX01
引用文献: