特許
J-GLOBAL ID:200903038847166951

空燃比センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182614
公開番号(公開出願番号):特開平6-027080
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 素子の通電により酸素が組み込まれる内部基準酸素源を有する空燃比センサにおいて、内部基準酸素源の酸素のオーバフロー分を比較的低温で且つ温度的に安定した高拡散抵抗部を介して被測定ガス雰囲気に安定して排出することにより、内部基準酸素源の酸素分圧を一定に保ち空燃比の検出精度を確保する。【構成】 固体電解質板3,5の表裏面に多孔質電極a〜dを設けた素子A,Bを測定ガス室Sを介して対向配設すると共に、素子Aの測定ガス室Sとは反対側に遮蔽体7を積層して、素子Aの通電により多孔質電極a側に測定ガス室Sの酸素が汲み込まれる内部酸素基準源Rを形成した空燃比センサ1において、内部酸素基準源Rの基準酸素のオーバフロー分が、多孔質電極aに接続されたセンサ端末側に延びる高拡散抵抗部としての多孔質のリード部La,多孔質固着層35,充填粉末層33,及び多孔質の耐熱固着剤21を介して、被測定ガス雰囲気中に排出されるようにする。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性固体電解質板の面に一対の多孔質電極a,bを有する第1の素子と、酸素イオン伝導性固体電解質板の面に一対の多孔質電極c,dを有する第2の素子と、上記第1の素子の多孔質電極b及び上記第2の素子の多孔質電極cの両者と接し、ガス拡散制限部を介して被測定ガス雰囲気と連通する測定ガス室と、上記第1の素子の多孔質電極aに接し、上記第1の素子の通電により上記測定ガス室内の酸素が汲み込まれる内部基準酸素源と、該内部基準酸素源と上記被測定ガス雰囲気とを連通し、上記内部基準酸素源の基準酸素のオーバフロー分を被測定ガス雰囲気中に排出させる高拡散抵抗部と、を備えた空燃比センサにおいて、上記高拡散抵抗部を、上記内部基準酸素源から、上記各電極a〜dが外部の検出回路と接続される当該空燃比センサの端末側に延ばして形成し、上記内部基準酸素源の基準酸素のオーバフロー分を当該空燃比センサの端末側から被測定ガス雰囲気中に排出するよう構成してなることを特徴とする空燃比センサ。
FI (3件):
G01N 27/46 327 A ,  G01N 27/46 327 C ,  G01N 27/46 327 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-276453

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