特許
J-GLOBAL ID:200903038851972857

屈折率分布型レンズ配列体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 精市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-022869
公開番号(公開出願番号):特開平5-224005
出願日: 1992年02月07日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 光インターコネクション等の光学的な情報伝送で、部品のアライメントを容易に行え、かつ高い分解能が得られる光学系を提供する。【構成】 両端面が平坦な屈折率分布型レンズ2の複数を、光軸を共通にしてテレセントリックに配列する。レンズ2は、n(r)=n0[1-(gr)2+h4(gr)4]で表される屈折率分布を有し、4次項係数h4の値として-0.2から0.6までの範囲に入るものを用いる。【効果】 レンズ2間の空隙部に光部品を挿入することにより、この部品からの光学的なパターン出力が他のレンズ間空隙に挿入した他の光部品に伝送され、シミュレーションの結果によれば、上記のようなテレセントリック光学系では、従来、単独の屈折率分布型レンズにおける4次項係数の最適値とされた値よりも上記範囲の値とした方が高い解像度が得られる。
請求項(抜粋):
略円筒形状の透明部材の円筒軸に対して対称な屈折率分布を有するレンズ体を複数個同軸上に配列したレンズ配列体であって、前記レンズ体の光線入射面と射出面は円筒軸に垂直な平面であって、前記レンズ配列体の隣接する二個のレンズはテレセントリックな配置になっており、かつ前記レンズの屈折率分布を、断面内で円筒軸から半径方向の距離をrとしてn(r)=n0[1-(gr)2+h4(gr)4]と表すとき、h4が-0.2≦h4≦0.6の範囲内にあることを特徴とする屈折率分布型レンズ配列体。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-184774

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