特許
J-GLOBAL ID:200903038852520658
無線データ通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-103135
公開番号(公開出願番号):特開平6-315183
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 既存の無線データ通信システムが使用できない地域において所定の通信エリアの任意の地点からのデータ通信を可能にする無線データ通信システムを提供することを目的とする。【構成】 データ通信端末(PC)5は、制御局4および中継局2を介して子局3との間でデータ通信を行うパーソナルコンピュータ等の端末である。制御局4は、無線データ通信システム1の通信制御を行う。中継局2は、それぞれ特定小電力無線を使用して子局3とデータの送受信を行う。各中継局2は、それぞれが所定の範囲(通信ゾーン)をカバーしてこの範囲内にある子局3とデータ送受信を行う。さらに、中継局2の通信ゾーンの集合により、図中に長方形で示す範囲全体(通信エリア)をカバーし、この範囲の任意の地点にある子局3とデータ通信端末5のデータ通信を可能としている。子局3は、特定小電力無線を使用し、この通信エリア内を移動しつつ、任意の地点でデータ通信端末5とのデータ通信を行う。
請求項(抜粋):
制御装置、複数の中継局、および、少なくとも1台の子局とを有し、前記中継局のそれぞれの無線通信範囲の集合により構成される所定の範囲で、時分割無線通信により複数の領域について順次データ通信を行うシステムであって、前記制御装置は、有線回線を介して前記各中継局に前記子局への信号送信のタイミングを指定して前記子局への応答制御信号の送出を行わせ、前記中継局は、無線回線を介して前記子局に前記タイミングに従って順次制御信号を送出し、前記子局は、前記制御信号の電界強度に基づいて前記制御信号を受信してから応答を返すまでの遅延時間を変更し、この遅延時間内で最も強い電界強度の前記制御信号を送出した前記中継局を選択して応答を返し、該中継局を介して前記制御局との通信回線を接続することを特徴とする無線データ通信システム。
IPC (3件):
H04Q 7/04
, H04B 7/24
, H04B 7/26 106
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