特許
J-GLOBAL ID:200903038861555146

ランダムパルス発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八嶋 敬市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-340404
公開番号(公開出願番号):特開平7-162275
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ほぼ完全にランダムな当たり確率を発生する。【構成】 放射性物質が放射するα、β、γ線を所定のエネルギーレベルを保有する粒子として捕え、粒子の個数kが、一定の確率に従ってランダムに放射されることに着目し、放射線計数回路で検出した粒子の計数値と、予め設定した一定の確率を与える基準値とを比較し、これらが一致した時当たりパルスを発生させるランダムパルス発生装置において、この計数回路に対して計数動作を継続させる計数時間をプログラミングにより変更可能に設定する設定回路33と、目標の確率を与える基準値をプログラミングにより変更可能に設定するメモリ37と、計数時間内に計数回路36に検出された計数値と基準値とを比較し一致したらパルスを出力する比較回路38とからなり、計数時間と基準値を目標に合わせて設定して、各種の当たり確率を設定可能にした。
請求項(抜粋):
放射性物質が放射するα、β、γ線について、これら各放射線を所定のエネルギーレベルを保有する粒子として捕え、これらの粒子の放射分布が指数関数の分布に従う点と、この指数関数において、放射される前記粒子の個数が,所定時間区間でk個である確率Pkは、ポアソンの分布式で表示される点と、前記粒子の個数kが、一定の確率に従ってランダムに放射されることに着目し、放射線検出回路で検出した粒子の計数値と、予め設定した一定の確率を与える基準値とを比較し、これらが一致した時当たりパルスを発生させるランダムパルス発生装置において、微弱な放射性物質と、放射性物質に対面して配置され所定の被爆立体角を占有するとともに、前記粒子をそのエネルギーレベルに対応した強度の電気信号に変換する半導体検出素子と、この電気信号から時定数信号を発生させて増幅する増幅回路と、この時定数信号が前記粒子に対応した強度範囲のエネルギーレベルであるものを弁別する中波高弁別器と、時定数信号が前記粒子に対応した強度以上の高エネルギーレベルであるものをノイズとして区別する高波高弁別器と、時定数信号が前記粒子に対応した強度以下の低エネルギーレベルであるものをノイズとして区別する低波高弁別器と、前記弁別された信号を前記粒子の個数として係数し保持する計数回路と、この計数回路に対して計数動作を継続させる計数時間をプログラミングにより変更可能に設定する設定回路と、目標の確率を与える基準値をプログラミングにより変更可能に設定するメモリと、前記計数時間内に前記計数回路に保持された計数値と前記基準値とを比較し一致したらパルスを出力する比較回路とからなり、前記被爆立体角と、前記計数時間と、前記基準値を目標確率に合わせて設定して、各種の当たり確率を設定可能にしたことを特徴とするランダムパルス発生装置。
IPC (2件):
H03K 3/84 ,  A63F 7/02 317
引用特許:
出願人引用 (6件)
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