特許
J-GLOBAL ID:200903038862601850

層状燃焼内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160229
公開番号(公開出願番号):特開平7-166866
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】燃焼室の層状化をより完全に行うために燃焼室内に、より強いタンブル流を生成させ、これによって空燃比の大きい希薄燃焼を可能にすることを目的とする。【構成】本層状燃焼内燃機関は、燃焼室内に燃料濃度が互いに異なる層状のタンブル流を生成する吸気ポート及び燃料供給手段を備えている。着火手段は、燃料の濃いタンブル流に着火するように燃焼室内に設けられている。層状のタンブル流を助長すべくピストンの頂面は斜面を備えており、これにより、タンブル流を強化し、燃焼室の層状化をより完全に行い、より空燃比の大きい希薄燃焼を可能にする。
請求項(抜粋):
シリンダ内面と同シリンダ内に嵌挿されるピストンの上面とシリンダヘッド下面とで定められた燃焼室と、上記燃焼室の内面に設けられた点火プラグと、上記シリンダヘッド下面におけるシリンダ軸線を含む仮想平面の一側に配設されそれぞれ吸気弁によって開閉される複数の吸気開口と、吸入空気により上記燃焼室内のほぼ全体において互いに平行でかつ同じ向きのタンブル流を生成するように上記吸気開口から上記シリンダヘッド下面に沿って上記仮想平面の一側から他側に吸気を流入する吸気供給手段と、上記吸気供給手段における上記点火プラグに対応する位置のタンブル流を生成する吸気に燃料を供給することによって、吸気行程で上記燃焼室内に層状のタンブル流を存在せしめる燃料供給手段と、上記ピストンの頂面に上記タンブル流の流れ方向に沿った上記仮想平面の少なくとも一側にその頂上を有し上記仮想平面側の少なくとも1つの斜面によって上記層状のタンブル流を助長するとともに上記斜面上端よりも上記仮想平面から遠い部分に上記ピストンの圧縮行程上死点近傍で上記燃焼室の天井と協働してスキッシュを生じさせるスキッシュ部を有した隆起部とを備えたことを特徴とする層状燃焼内燃機関。
IPC (4件):
F02B 17/00 ,  F02B 23/08 ,  F02B 31/00 ,  F02M 69/00 360
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-185266

前のページに戻る