特許
J-GLOBAL ID:200903038863808521

無線伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-041646
公開番号(公開出願番号):特開平9-233007
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高速のディジタル無線伝送路を形成する無線伝送装置に関し、伝送特性の変化に適応しつつ安価に高い伝送品質を保つことを目的とする。【解決手段】 送受信タイムスロットの幅、間隔が短くて周波数が共通の無線伝送路に異なる位置で個別にアクセスする複数のアンテナと、既知のビット列で変調されて到来した受信波を復調してベースバンド信号を得る複数の復調手段と、これらの信号が信号空間で既知のビット列に対してとるベクトルと、その既知のビット列を示す正規のベクトルとの差分を圧縮する適応アルゴリズムの下で伝送歪みを補償する複数の等化手段と、伝送歪みが補償された信号を合成する合成手段と、複数の等化手段と連動して同じ伝達特性を維持する複数の送信等化手段と、これらの送信等化手段を介して与えられるベースバンド信号で変調された送信波を生成して複数のアンテナから送信する複数の変調手段とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
伝送速度に対して伝送特性の可逆性が確保できる程度に送信タイムスロットと受信タイムスロットとの幅および間隔が短く、かつ共通の無線周波数が送信と受信とに共用される伝送方式の無線伝送路に、地理的に隔たった位置で個別にアクセスする複数のアンテナと、既知のビット列を含む伝送情報で変調されて前記複数のアンテナにそれぞれ前記無線伝送路を介して到来した受信波を取り込み、これらの受信波を個別に復調してベースバンド信号を生成する複数の復調手段と、前記複数の復調手段によって生成されたベースバンド信号が信号空間で前記既知のビット列に対してとるベクトルを求めると共に、その既知のビット列を示す正規のベクトルとの差分を圧縮する適応アルゴリズムの下で、これらのベースバンド信号に前記無線伝送路で生じた伝送歪みを個別に補償する複数の等化手段と、前記複数の等化手段によって前記伝送歪みが補償されたベースバンド信号を合成する合成手段と、前記複数の等化手段と連動してこれらの等化手段と個別に等しい等化特性を維持する複数の送信等化手段と、前記複数の送信等化手段を介して送信対象のベースバンド信号を取り込み、前記伝送方式に適応した変調処理をそのベースバンド信号に基づいて行って送信波を生成し、これらの送信波を前記複数のアンテナを介して個別に送信する複数の変調手段とを備えたことを特徴とする無線伝送装置。
IPC (4件):
H04B 7/005 ,  H03H 21/00 ,  H04B 1/40 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B 7/005 ,  H03H 21/00 ,  H04B 1/40 ,  H04B 7/26 D

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