特許
J-GLOBAL ID:200903038867576420
差動制限トルク制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-028824
公開番号(公開出願番号):特開平6-239163
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 左右駆動輪間に付与する差動制限トルクにより旋回外輪のスリップ状態を電子制御する差動制限トルク制御装置において、コーナ途中でのアクセルコントロール性とコーナ出口でのトラクション性能との両立を図ること。【構成】 旋回外輪側で許容するスリップ状態の増加ゲインを横加速度が大きいほど小さな値に設定するゲイン設定手段dを設け、アクセル操作量に対応して設定される目標外輪スリップ状態を高横加速度である程小さく低横加速度である程大きくして差動制限トルク制御を行なう差動制限トルク制御手段jを設けた構成とした。
請求項(抜粋):
左右駆動輪間に設けられ、外部からの制御指令に応じた差動制限トルクを付与する差動制限トルク付与手段と、車体に作用する横加速度を検出する横加速度検出手段と、アクセル操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、旋回外輪側で許容するスリップ状態の増加ゲインを横加速度が大きいほど小さな値に設定するゲイン設定手段と、設定ゲインによりアクセル操作量の増加に応じて外輪側で許容するスリップ状態を設定する目標外輪スリップ状態設定手段と、左右駆動輪のそれぞれのスリップ状態を検出する左駆動輪スリップ状態検出手段及び右駆動輪スリップ状態検出手段と、旋回時に旋回内輪と旋回外輪を識別する旋回時内外輪識別手段と、旋回時内外輪識別により左駆動輪スリップ状態と右駆動輪スリップ状態の一方を実外輪スリップ状態として選択する実外輪スリップ状態選択手段と、実外輪スリップ状態を目標外輪スリップ状態に一致させる差動制限トルクを得る制御指令を前記差動制限トルク付与手段に出力する差動制限トルク制御手段と、を備えていることを特徴とする差動制限トルク制御装置。
IPC (2件):
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