特許
J-GLOBAL ID:200903038878589680

物質の可溶化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014204
公開番号(公開出願番号):特開平6-228071
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 水に難溶性の物質を水溶性のものに変えて水に溶解させる。【構成】 水に難溶性の物質に対してスターバーストデンドリマーを添加混合し、この物質を水溶性のものに変えるとともに、その物質的性質や化学的性質を変化させる処理方法に関するものである。【効果】 スターバーストデンドリマーを用いることにより多量の水難溶性物質を可溶化し、製品に配合することが可能となる。医薬品・医薬部外品・化粧品・食品・家庭雑貨品・染料・写真材料・農薬などへの応用が可能であって、従来品に比べ種々の面で高品位・高品質の医薬品などを、簡単なプロセスで生産できる。
請求項(抜粋):
次の一般式(I)【化1】〔式中、Iは化学構造核であり、Zc はこの核に結合した機能基であり、NCは核に結合した機能基Zc の数で2以上の整数であり、Xi はYi および(i-1)世代のZi-1 基へ結合したYi の一官能性尾部であり、Yi はi世代のくり返し単位であり、Zi はYi および(i+1)世代のXi+1 基に結合した機能基であり、Ni はYi の機能基頭部の数に相当する2以上の整数であり、XtはYt の一官能性尾部であり、Yt は最終世代のくり返し単位であり、Zt はYt へ結合した末端基であり、Nt は0あるいは1個のYt に結合した末端基の数であり、iは1から(t-1)までの連続した特定の世代数を示し、かつ、前記の化学構造核は第1世代のくり返し単位の一官能性尾部に結合し、一つの世代のくり返し単位のZ基のそれぞれは、末端の世代に到達するまで次の世代の繰り返し単位の一官能性尾部に結合しており、すべてのXi Yi (Zi )Niは一世代においては同じものであり、かつ異なる世代においては同じかまたは異なるものであり、すべてのXt Yt (Zt )Ntは同じものである。なお、前記機能基は、前記の化学構造核もしくはくり返し単位が有する官能基のうち、枝分かれの生成に関与するものを意味している。また、πは規定された範囲内でのすべての値の積を表わす。すなわち、【化2】である。〕によって表されるスターバーストデンドリマーを可溶化剤として使用することを特徴とする物質の可溶化処理方法。
IPC (6件):
C07C237/06 ,  A61K 9/08 ,  A61K 47/42 ,  B01F 17/52 ,  C08G 69/00 NRB ,  C08G 83/00

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