特許
J-GLOBAL ID:200903038879128687

スペクトル拡散受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-141079
公開番号(公開出願番号):特開平7-030514
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】受信スペクトル拡散信号中のマルチパス干渉信号をベースバンドにおいて除去する。【構成】整合フィルタ1は、スペクトル拡散された受信信号R1を逆拡散符号R2で逆拡散してパルス列R2を生じる。伝送路推定手段2は、受信信号R2に含まれるパイロット信号R1aに応答してマルチパス伝送路の伝送特性を推定し、タップ係数R4(R4a)を生じる。トランスバーサルフィルタ3は、タップ係数R4をタップ重みとしてパルス列R3の最大比合成信号R5を生じる。マルチパス干渉再生手段5は、タップ係数R4a,復調信号R6および逆拡散符号R2に応答し、マルチパス干渉信号R8を再生する。減算手段7は合成信号R5の遅延手段6によって遅延された遅延合成信号R5aから干渉信号R8を減算し、判定手段8はこの減算信号R9を判定して復調信号R10を出力する。
請求項(抜粋):
複数の伝送路からなるマルチパス伝送路を介して伝送されたスペクトル拡散信号の検波信号である受信信号を自局の逆拡散符号で逆拡散するとともに1ビット周期で積算し前記伝送路の各各に対応して時間的に分離されたパルス列を生じる整合フィルタと、前記マルチパス伝送路の各伝送路における前記スペクトル拡散信号の伝送特性を推定しこの伝送特性に対応するタップ係数を生じる伝送路推定手段と、前記第タップ係数をタップ重みとして時間的に分離された前記パルス列の各各の最大比合成を行って合成信号を生じるトランスバーサルフィルタと、前記合成信号を判定して第1の復調信号を生じる第1の判定手段と、前記逆拡散符号と前記合成信号と前記タップ係数と前記第1の復調信号とに応答し前記複数の伝送路のいずれかを伝送される前記スペクトル拡散信号が他の伝送路を伝送される前記スペクトル拡散信号に与える干渉成分を前記合成信号から除去したうえ判定して第2の復調信号を生じるマルチパス干渉除去手段とを備えることを特徴とするスペクトル拡散受信装置。

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