特許
J-GLOBAL ID:200903038881700819

離液性ポリマーを使用する徐放性薬物分配デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-300491
公開番号(公開出願番号):特開平5-194187
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【構成】 水が可溶であり、局所活性薬物が溶解しており、吸水能の非常に低いポリマーマトリックスと共に安定なオルガノゲルになるベヒクルからなる、局所活性医薬品の長期投与用徐放性薬物分配デバイスを開示している。【効果】 水または大気中の水蒸気が存在すると、オルガノゲルはこのような水分をベヒクル中にゆっくりと吸収し、それによって、ベヒクルがマトリックスと非相溶性になり、ゆっくりそこから放出される。ベヒクルは薬物を溶解し、分配ベヒクル/薬物の組み合わせたものがゆっくりと押し出され、6カ月以上の期間にわたり実質的に直線的に薬物が分配される。薬物分配デバイスは、首輪または経皮パッチとして局所的に、徐放分配デバイス、特に反すう用丸剤として経口で、または座薬もしくは皮下埋め込みとして使用することができる。薬物分配デバイスの好ましい形態は家庭用ペットのためのノミ及びマダニ駆除用首輪であり、好ましい活性薬物はアベルメクチン及びミルベマイシン族の活性な抗寄生虫剤から選択する。
請求項(抜粋):
ポリマーマトリックス、ベヒクル及び薬物で構成した薬物分配デバイスであって、a)ポリマーマトリックスは水吸収能が本質的に低い線状熱可塑性ポリマーであり、このポリマーマトリックスは、室温ではベヒクルの吸収に対して少なくとも部分的に耐性であるが、高温では室温に冷却したときに安定で均一なオルガノゲルを形成するのに十分量のベヒクルを吸収し;b)ベヒクルは高温ではポリマーマトリックスに溶けこむポリマーマトリックス可塑化溶媒であり、水はベヒクルにやや可溶であり;c)薬物はベヒクルに可溶である薬物分配デバイス。
IPC (5件):
A61K 9/00 ,  A61K 9/52 ,  A61K 31/365 ,  A61K 31/71 ,  A61K 47/30

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