特許
J-GLOBAL ID:200903038885157605

原頭部関連伝達関数を修正する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-163158
公開番号(公開出願番号):特開2001-016697
出願日: 2000年05月29日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 標準的寸法を有する頭部用の原頭部関連伝達関数(HRTF)を、頭部サイズまたは頭部形状に従って修正する方法である。【解決手段】 HRTFが、近位耳および遠位耳応答関数と両耳間時間遅延(ITD)を含み、修正HRTFは、a)HRTFのITD値に周波数とは独立した一定の与えられたスケーリング率を乗算する段階、b)HRTFの近位耳/遠位耳応答関数に、時間遅延とは独立した周波数ドメイン内の一定スケーリング率を乗算して周波数ドメイン内で前記関数を拡張または圧縮させる段階、c)周波数ドメイン内の正または負のオフセット値を備えた、HRTFの近位耳/遠位耳応答関数を提供する段階、およびd)原HRTFまたは各々原HRTFの近位耳/遠位耳応答関数の振幅に一定の与えられた利得率を乗算する段階、のうちの少なくとも1つから求まる。
請求項(抜粋):
標準的寸法を有し、標準的寸法の耳介を支持する頭部から導出された1またはそれ以上の原頭部関連伝達関数(HRTF)を修正する方法において、各HRTFは、近位耳応答関数、遠位耳応答関数および両耳間時間遅延(ITD)を含み、修正HRTFは、前記標準的寸法とは異なる頭部および/または耳寸法をもつ聴取者のために導出されたものを近似するHRTFに似せるようなものであり、かつ、a)前記標準的寸法とは異なる寸法をもつ頭部に対応する修正HRTFを提供すべく、原HRTFまたは各原HRTFのITD値に、周波数とは独立した一定スケーリング率を乗算する段階、b)原HRTFまたは各原HRTFの近位耳および/または遠位耳応答関数に、時間遅延とは独立した周波数ドメイン内の一定の与えられたスケーリング率を乗算して、前記周波数ドメイン内で前記の関数を拡張または圧縮させ、前記標準的寸法とは異なる寸法をもつ耳に対応する修正HRTFを提供する段階、c)前記周波数ドメイン内の正または負のオフセット値を備えた、原HRTFまたは各原HRTFの近位耳および/または遠位耳応答関数を提供する段階、およびd)原HRTFまたは各原HRTFの近位耳および/または遠位耳応答関数の振幅に、周波数とは独立した一定の与えられた利得率を乗算する段階、の各段階のうちの1またはそれ以上の段階を含む方法。
IPC (2件):
H04S 1/00 ,  H04S 5/02
FI (4件):
H04S 1/00 Z ,  H04S 1/00 K ,  H04S 1/00 L ,  H04S 5/02 F

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