特許
J-GLOBAL ID:200903038888743106

多孔質膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院化学技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076189
公開番号(公開出願番号):特開平5-237350
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 有機質膜の柔軟性と無機膜の強靱性を併せ持つ分離膜として有用な多孔質膜及びその製造方法を提供する。【構成】 修飾細孔を有する無機多孔質体粒子を単粒子層として含有する高分子膜からなり、該無機多孔質体粒子の上部及び下部はそれぞれ該膜の上面及び下面に露出し、かつ該粒子内の細孔は実質上空孔に保持されていることを特徴とする流体透過性を有する多孔質膜。修飾細孔を有する無機多孔質体粒子を高分子溶液に分散させた分散液を用いて該無機多孔質体粒子を単粒子層として含む高分子溶液膜を作り、この高分子溶液膜から溶媒を除去し、固体膜化させることを特徴とする流体透過性を有する多孔質膜の製造方法。修飾細孔を有する無機多孔質体粒子を重合性物質を含む重合性溶液に分散させた分散液を用いて該無機多孔質体粒子を単粒子層として含む重合性溶液膜を作り、この重合性溶液膜を重合させ、固体膜化させることを特徴とする流体透過性を有する多孔質膜の製造方法。
請求項(抜粋):
修飾細孔を有する無機多孔質体粒子を単粒子層として含有する高分子膜からなり、該無機多孔質体粒子の上部及び下部はそれぞれ該膜の上面及び下面に露出し、かつ該粒子内の細孔は実質上空孔に保持されていることを特徴とする流体透過性を有する多孔質膜。

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