特許
J-GLOBAL ID:200903038890487141
自動圧力調整弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093001
公開番号(公開出願番号):特開平8-270806
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 送水先側の圧力低下が小さい場合には小径の弁を開放し、圧力低下が大きい場合には小径の弁と大径の弁を併せて開放し、それによって弁体内部で生じるキャビテーションを減少させてハンチングの発生を抑制するとともに、これらの達成を助長するため、弁座及び弁板の断面形状を改良した自動圧力調整弁を供給する。【構成】 弁本体1の内部を分割する隔壁に大径孔3を穿設し、大径孔を閉鎖する大径弁6には小径孔8を穿設し、小径孔を閉鎖する小径弁10の一定範囲の上昇に伴い大径弁を連動して開放し得べくし、小径弁に突設したピストンロッド13を弁体内部に埋設したシリンダ17内を摺動するピストン16に連結し、ピストンによって分割されたシリンダの貯留室21を弁本体の流入室4に直結するとともに、シリンダの流通室20と弁本体の流入室を制御部25を介して連結し、更に流通室をパイロット弁26を介して弁本体の流出室と連結する。また、弁座9及び弁の隅角部の断面を曲面に置き換え、キャビテーションの発生を減少させる助けとする。
請求項(抜粋):
大径孔を備えた隔壁により流入室と流出室とに分割された弁本体と、ピストンによって流通室と貯留室に分割されたシリンダと、大径孔を閉鎖する大径弁と、大径弁に穿設された小径孔を閉鎖する小径弁と、からなり、弁本体の流入室とシリンダの流通室並びに弁本体の流出室とシリンダの流通室を適当な流量調整装置もしくはパイロット弁等を介して連結し、弁本体の流入室とシリンダの貯留室を連通するとともに、シリンダ内のピストンと流入室内の小径弁をピストンロッドにより連結し、小径弁の一定範囲での独立した移動を許す状態で小径弁と大径弁を可動的に連結し、ピストンがシリンダの貯留室空間を最小にする位置にあるときに小径弁が大径弁の小径孔を閉鎖しまた大径弁が隔壁の大径孔を閉鎖すべく調整し、本体の流出室の圧力の低下がシリンダの流通室の圧力を低下させ、本体の流入室の流体がシリンダの貯留室に流入してピストンを移動させ、まず第一にピストンロッドに連結された小径弁を移動させて大径弁の小径孔を開放し、更に流出室の圧力が低下するとピストンの更なる移動により移動可能範囲の限界に達した小径弁が大径弁を移動させて、隔壁に穿設された大径孔を開放することを特徴とする自動圧力調整弁。
IPC (2件):
FI (2件):
F16K 1/44 B
, F16K 47/02 D
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