特許
J-GLOBAL ID:200903038893343604

誘導電動機のベクトル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-257230
公開番号(公開出願番号):特開平8-126400
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 定出力範囲での急減速状態において、故障発生することなく安定に運転できる誘導電動機のベクトル制御装置を提供する。【構成】 ベクトル制御における一次電流の目標値に制御するACR部10、11のゲインを可変とする。このACRゲインを、速度検出部8による誘導電動機IMの検出速度に対応して、補正係数発生部15、ACRゲイン制御部16により、高速域では高ゲインに、低速域では一定ゲインに切り換える。これにより、誘導電動機IMが定出力範囲を急減速しているような場合に、高速域では応答を早め、低速域ではハンチングを防止することで、ベクトル制御はずれを防止し良好な制御を実現する。また、駆動/回生判別器18の出力により、PWM信号発生部4に出力する一次電圧V1に一定のリミットを回生時に与える。これにより、同期はずれ状態で発生する過電流を防止し、故障発生を防止する。
請求項(抜粋):
誘導電動機の電源角周波数と同期して回転する回転座標系で誘導電動機の一次電流を励磁分電流とトルク分電流に分けてそれらの各目標値を算出し誘導電動機の速度を制御するベクトル制御装置において、前記一次電流の検出値を前記目標値と比較して該目標値に制御する制御手段のゲインを可変とし、前記誘導電動機の検出速度が大きいほど前記制御手段のゲインを高く変化させるか又は切り換える手段を設けることを特徴とする誘導電動機のベクトル制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 3/18 101

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