特許
J-GLOBAL ID:200903038893407955

アパーチャーグリル構体、陰極線管及びディスプレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-107710
公開番号(公開出願番号):特開2001-291475
出願日: 2000年04月10日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 陰極線管のピュリティ・ドリフト量を画面四隅で均一化し得るアパーチャーグリル構体を実現する。【解決手段】 フレームの第1弾性支持体8b1の第1底部8bB1の下面8bBS2上に固着される第1金属体14Aの長手方向の板幅を、従来構造ではピュリティ・ドリフト量が小さくなる第1隅位置I側からピュリティ・ドリフト量が大きくなる第4隅位置IV側に向けて単調に増大させて、第1金属体14Aの縦断面積を長手方向に沿って変える。同様の構成を第2金属体14Bの板幅にも適用する。
請求項(抜粋):
複数列のストライプ状スリットがその長手方向に形成されたアパーチャーグリルと、前記アパーチャーグリルを支持するフレームとを備えて成り、前記フレームは、前記アパーチャーグリルの前記長手方向に沿った第1及び第2周縁部にそれぞれ接合して前記アパーチャーグリルを前記長手方向に沿って湾曲する様に架張する第1及び第2支持棒と、前記第1及び第2支持棒を挟み込む様に前記第1及び第2支持棒に接合された第1及び第2弾性支持体とを有し、前記第1弾性支持体は、前記長手方向に直交する前記アパーチャーグリルの短手方向に沿った第3周縁部側にその上面が対面し且つ前記アパーチャーグリルの前記短手方向に延在した第1底部と、前記第1底部の一方の端部に繋がった一方の端部と前記第1支持棒に接合された他方の端部とを有する第1腕部と、前記第1底部の他方の端部に繋がった一方の端部と前記第2支持棒に接合された他方の端部とを有する第2腕部とより成り、前記第2弾性支持体は、前記第3周縁部に対向する第4周縁部側にその上面が対面し且つ前記アパーチャーグリルの前記短手方向に延在した第2底部と、前記第2底部の一方の端部に繋がった一方の端部と前記第1支持棒に接合された他方の端部とを有する第3腕部と、前記第2底部の他方の端部に繋がった一方の端部と前記第2支持棒に接合された他方の端部とを有する第4腕部とより成るアパーチャーグリル構体であって、前記第1弾性支持体の前記第1底部の前記上面に対面した下面上に、前記第1弾性支持体の熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数と前記第1弾性支持体の弾性率と略同一の弾性率とを有する金属体が前記第1底部の延在方向に沿って固着されており、前記金属体の前記第1底部の前記延在方向に垂直な断面積が変化することを特徴とする、アパーチャーグリル構体。

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