特許
J-GLOBAL ID:200903038893645678

外部雑音補償形音響装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 英昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214531
公開番号(公開出願番号):特開平5-037270
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】外部の騒音レベルが高く、しかもレベルが変化する環境において、音響装置のプリアンプのゲインを騒音レベルに応じて自動的に調整する外部雑音補償形音響装置を提供する。【構成】ポータブルのオーディオ装置やラジオは室外の騒音レベルの高い場所で使用されることが多い。そのため外部の騒音レベルが大きくなると聞き難くなる。これを解決するため、騒音を入力するマイクロフォン4を設け、この雑音と入力信号の電圧を所定の周期で検出する回路を設けて、その2つの値で決まるプリアンプ1の最適制御電圧をその都度出力するようにした。
請求項(抜粋):
音声信号利得量を電圧により制御するプリアンプ(1) とその出力を増幅するメインアンプ(2) およびスピーカ(3) からなる音響装置において、周辺騒音を入力するマイクロフォン(4) と、前記マイクロフォン(4) から入力し、その雑音電圧の自乗平均値の対数を取り、ローパスフィルタを通過させる周辺雑音処理手段(5) と、前記周辺雑音処理手段(5) による雑音電圧をディジタル値に変換するA/D変換器(6) と、前記プリアンプ(1) に入力する音声信号電圧と同一の信号電圧の自乗平均値の対数を取り、ローパスフィルタを通過させる入力信号処理手段(7) と、前記入力信号処理手段(7) による信号電圧をディジタル値に変換するA/D変換器(8) と、前記A/D変換器(6)(8)でそれぞれディジタル化した信号電圧Sと雑音電圧Nとを読込み、信号電圧と雑音電圧の2元の値で決まる最適プリアンプ利得制御電圧値を予め記録してあるメモリ装置(9) により、前記入力した信号電圧Sと雑音電圧Nに対するプリアンプ利得制御電圧値を演算する演算処理手段(10)と、前記演算処理手段(10)によるプリアンプ利得制御電圧ディジタル値をアナログ値に変換するD/A変換器(11)と、前記D/A変換器(11)によるプリアンプ利得制御電圧を生成してその電圧を前記プリアンプ(1) に出力する利得制御電圧生成手段(12)とから構成されることを特徴とする外部雑音補償形音響装置。
IPC (2件):
H03G 3/32 ,  H03G 3/20

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