特許

J-GLOBAL ID：200903038893854013

冷間鍛造性に優れた中高炭素鋼

発明者： 槙井 浩一 ,  家口 浩 ,  阿南 吾郎 ,  長谷川 豊文 ,  百▲崎▼ 寛 ,  畠 英雄 ,  長尾 護
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 明田 莞
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-317374
公開番号（公開出願番号）：特開2000-144306
出願日： 1998年11月09日
公開日（公表日）： 2000年05月26日
要約：

【要約】【課題】 特殊な合金成分の添加によるのではなく鋼の組織制御によって、非調質の状態でも冷間鍛造性に優れ、且つ強度確保が可能な中高炭素鋼を提供する。【解決手段】 C:0.40〜1.0 質量%を含み、且つ、Ceq(=C+Si/24+Mn/6+(Cr+Mo)/5+Ni/40+(Ti+Nb+V)/5+5×B)が0.6 〜1.2 %であると共に、主要組織がパーライト及び/又は疑似パーライトからなり、フェライト,ベイナイト,マルテンサイト,初析セメンタイトの1種以上からなる第2相の体積率が7%以下、旧オーステナイト粒に析出した初析フェライトの大きさが4μm 以下、前記パーライトのノジュール径が4.0 〜20μm 、前記パーライトのラメラ間隔が120nm 以下であることを特徴とする冷間鍛造性に優れた中高炭素鋼。

請求項（抜粋）：

C:0.40〜1.0 質量%を含み、且つ、下記?@式で求められるCeqが0.6 〜1.2 %であると共に、主要組織がパーライト及び/又は擬似パーライトからなり、フェライト,ベイナイト,マルテンサイト,初析セメンタイトの1種以上からなる第2相の体積率が7%以下であって、旧オーステナイト粒に析出した初析フェライトの大きさが4μm 以下であり、前記パーライトのノジュール径が4.0 〜20μm 、前記パーライトのラメラ間隔が120nm 以下であることを特徴とする冷間鍛造性に優れた中高炭素鋼。 Ceq=C量+Si量/24+Mn量/6+(Cr量+Mo量)/5 +Ni量/40+(Ti量+Nb量+V量)/5+5×B量 -----?@式但し、上記?@式においてC量,Si量,Mn量,Cr量,Mo量,Ni量,Ti量,Nb量,V量およびB量は、全て質量%での値である。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14

FI (3件)：

C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/14