特許
J-GLOBAL ID:200903038897979813

光学的パターン読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛西 四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068866
公開番号(公開出願番号):特開平9-231306
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 ラインイメージセンサを使用した光学的パターン読取装置によって、光学的パターンが二次元的なものであっても、段取り時間を要することなく、正確、高速、かつ高分解能を以って、読取ることが出来るようにすること、光学系の設計を容易にし、装置を簡単化し、価格を低減すること。【解決手段】 本発明の光学的パターン読取装置は、可動ユニットケース31の内部に可動反射ミラー7と可動集光光学系9と可動ラインイメージセンサ10とをこの順で収納し、かつそれら全体の重心位置に対応する可動ユニットケース31の両側壁部に対してそこから横方向に突出する光学ユニット回動軸33を固設して成る可動光学ユニットUを導入し、これを光学ユニット回動軸33の回りに周期的に揺動させると共に、可動ラインイメージセンサ10において周期的ないし間欠的な横方向の電子走査を行うようにしたものである。
請求項(抜粋):
筐体(1)と、可動光学ユニット(U)と、信号処理部と、メモリ部及びデコード部と、光学ユニット駆動手段とを含有し、上記筐体(1)は、前方に光出入口を有し、前半部が偏平なラッパ状、後半部が角筒状をなすと共に、中間の湾曲点で下向きに湾曲して、くの字形をなし、上記可動光学ユニット(U)は、可動ユニットケース(31)と、可動ユニット回動軸(33)と、可動照射手段(2)と、可動反射ミラー(7)と、可動集光光学系(9)と、可動ラインイメージセンサ(10)とを含有し、上記可動ユニットケース(31)は、前方に開口部を有し、前半部が偏平なラッパ状、後半部が角筒状をなすと共に、中間の湾曲点で下向きに湾曲して、くの字形をなし、上記可動照射手段(2)は、上記可動ユニットケース(31)の開口部近傍の底壁内面に、横一の字状に配列された複数個の光源からなり、上記可動反射ミラー(7)は、上記可動ユニットケース(31)の内部であって、かつその湾曲点近傍に、斜め下向きに配設され、上記可動集光光学系(9)は、上記可動ユニットケース(31)の内部かつ上記可動反射ミラー(7)の反射方向に配設されておって、上記可動反射ミラー(7)から到来する反射光を、上記可動ユニットケース(31)内の所定の位置即ち奥部において結像させ、上記可動ラインイメージセンサ(10)は、上記可動ユニットケース(31)内の所定の位置即ち奥部に配設されておって、結像された反射光の横方向の強弱分布を時間軸上の電気的強弱信号に瞬時的に光電変換し、上記可動ユニット回動軸(33)は、上記可動光学ユニット(U)の重心位置又はその近傍において、横方向に固設され、上記光学ユニット駆動手段は、上記可動光学ユニット(U)に対して、垂直面内における周期的な揺動運動を与えるように、結合され、上記信号処理部は、上記可動ラインイメージセンサ(10)の出力端子に電気的に接続され、これによって、上記可動光学ユニット(U)には上記垂直面内において上記可動ユニット回動軸(33)を中心とする周期的な揺動運動が与えられると共に、上記可動ラインイメージセンサ(10)においては横方向の周期的ないし間欠的な電子的走査が行われることによって、上記被読取部材(3)上に、等価的に平行線群形の走査パターンが生成される、光学的パターン読取装置。
FI (3件):
G06K 7/10 D ,  G06K 7/10 B ,  G06K 7/10 S
引用特許:
審査官引用 (4件)
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