特許
J-GLOBAL ID:200903038904391606

ポリオレフィン樹脂成形物の表面改質方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-028440
公開番号(公開出願番号):特開平8-217900
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】ポリオレフィン樹脂成形物の表面改質に際し、取扱いに支障を来たすのを防止し、しかも設備の損傷を抑制することを可能とする。【構成】表面改質装置4は、パワーウォッシュ室5、表面改質室6、純水洗浄室7及び表面調整室8等から構成される。表面改質室6内にて樹脂成形物2の表面改質を行うに際しては、オゾン水溶液を用いる。ここで、オゾン水溶液のpHを所定値に設定し、維持するために、有機酸がオゾン水溶液中に混在される。より詳しくは、表面改質室6のオゾン溶解槽19と表面調整室8のドレインタンク16とを連通管27で連結し、適宜、表面調整室8のドレインタンク16中の表面調整剤(有機溶剤)の混合された水溶液をオゾン溶解槽19に導入する。導入された表面調整剤は、オゾン水溶液中のオゾンの強力な酸化力により分解、酸化され、有機酸に変化し、pHを下げる。有機酸はその後分解酸化されて、二酸化炭素、水等になる。
請求項(抜粋):
ポリオレフィンを主成分とする樹脂成形物(2)に対し、pH調整剤が混入されることにより水素イオン指数が7以下に調整されてなるオゾン水溶液を接触せしめることにより、前記樹脂成形物(2)の表面を酸化させるポリオレフィン樹脂成形物の表面改質方法であって、前記pH調整剤として、水溶性有機溶剤を用いることを特徴とするポリオレフィン樹脂成形物の表面改質方法。
IPC (3件):
C08J 7/12 CES ,  B05D 3/10 ,  C08L 23:30
FI (2件):
C08J 7/12 CES A ,  B05D 3/10 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-197640

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