特許

J-GLOBAL ID：200903038907709810

布類展張搬送機における異常展張布類排除装置

発明者： 近藤 眞徳 ,  谷井 智行
出願人/特許権者： 株式会社トーカイ
代理人 (1件)： 大浜 博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-318832
公開番号（公開出願番号）：特開2003-117300
出願日： 2001年10月17日
公開日（公表日）： 2003年04月22日
要約：

【要約】【課題】 シーツのような大面積布類の展張搬送機において、従来では、異常展張状態の布類を検出したときに搬送装置を停止させて、異常展張布類がプレス機側に供給されないようにしていたので、運転中断により処理能率が悪かった。【解決手段】 大面積布類を展張させた後、プレス機側に搬送させるようにした布類展張搬送機において、異常展張状態の布類を検出する異常展張状態検出器81,82と、搬送装置5の終端寄りの一部に設けられた上下に揺動可能な揺動コンベア6と、揺動コンベア6を上下に揺動させる揺動駆動装置7と、コントローラ10とを備え、異常展張状態検出器が異常展張布類を検出したときに、揺動コンベアを排除位置に変位させるとともに、異常展張布類の後行端が搬送ラインから排除された後に揺動コンベアを元の搬送位置に復帰させるようにすることにより、異常展張布類を自動的に搬送ライン外に排除し得るようにした。

請求項（抜粋）：

シーツのような大面積の布類(S)を方形状に展張させた後、その展張布類(S3〜S5)を搬送装置(5)でプレス機(B)側に連続して搬送させ得るようにした布類展張搬送機(A)において、展張させた布類(S3〜S5)の展張状態が異常であることを検出する異常展張状態検出器(81,82)と、搬送装置(5)の終端寄りの一部に設けられた上下に揺動可能な揺動コンベア(6)と、揺動コンベア(6)を、展張布類(S5)がそのままプレス機(B)側に搬送される搬送位置と展張布類(S5)がプレス機側に搬送されることなく搬送ライン外に排除される排除位置との間で上下に揺動させる揺動駆動装置(7)と、異常展張状態検出器(81,82)が展張布類(S3〜S5)の異常展張状態を検出したときに、その異常展張布類(S5)の先行端(Sa)が揺動コンベア(6)の揺動側端部に達する前に該揺動コンベア(6)を排除位置に変位させるとともに、該異常展張布類(S5)の後行端(Sb)が搬送ラインから排除された後に揺動コンベア(6)を元の搬送位置に復帰させるように揺動駆動装置(7)を制御するコントローラ(10)、とを備えた、ことを特徴とする布類展張搬送機における異常展張布類排除装置。

IPC (2件)：

D06F 71/38 ,  D06F 71/04

FI (2件)：

D06F 71/38 ,  D06F 71/04

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 布類展張搬送機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-290203   出願人：株式会社トーカイ
• 矩形状布片の展開装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-333812   出願人：三菱重工業株式会社
• 特開平4-053598
  
• 特開平4-053598