特許
J-GLOBAL ID:200903038909944514

焼却灰からの高純セメント製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-162286
公開番号(公開出願番号):特開2002-348153
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 重金属等が含まれず、焼却灰処理とセメント生成の多工程化を回避した安価で良質なスラグセメントの提供を可能にすること。【解決手段】 焼却灰乾燥設備3,成分調整設備4,焼却灰加熱設備5,還元溶融設備6,水砕設備7や排ガス処理設備8によって高純スラグ15を生成するとき、溶融スラグのCaO/SiO2 が1.0ない1.4、(CaO+Al2 O3+MgO)/SiO2 が1.6ないし2.6であり、アケルマナイトとゲーレナイトからなる固溶体としてのメリライトを構成するように、焼却灰にCaOとMgOとを添加して還元溶融し、生成された高純スラグを急冷して水砕スラグとする。この水砕スラグを粉砕してポルトランドセメントと混合すれば、クリーンで水硬性の優れた高純セメントを得ることができる。
請求項(抜粋):
ごみや下水汚泥等の焼却灰に石灰等を混合してセメントを製造する方法において、溶融スラグのCaO/SiO2 が1.0ない1.4、(CaO+Al2 O3 +MgO)/SiO2 が1.6ないし2.6であり、アケルマナイトとゲーレナイトからなる固溶体としてのメリライトを構成するように、前記焼却灰にCaOを添加して還元溶融し、生成された高純スラグを急冷して水砕スラグとし、該水砕スラグを粉砕してポルトランドセメントと混合することを特徴とする焼却灰からの高純セメント製造法。
IPC (7件):
C04B 7/28 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C02F 11/06 ,  C04B 7/42 ,  C04B 7/44 101 ,  C04B 7/46 ,  C04B 7/47
FI (9件):
C04B 7/28 ZAB ,  C02F 11/06 A ,  C04B 7/42 ,  C04B 7/44 101 ,  C04B 7/46 ,  C04B 7/47 ,  B09B 3/00 303 L ,  B09B 3/00 304 G ,  B09B 3/00 303 M
Fターム (29件):
4D004AA02 ,  4D004AA03 ,  4D004AA36 ,  4D004AA37 ,  4D004AB03 ,  4D004AB07 ,  4D004AC05 ,  4D004BA02 ,  4D004CA04 ,  4D004CA09 ,  4D004CA28 ,  4D004CA29 ,  4D004CA30 ,  4D004CA37 ,  4D004CA42 ,  4D004CB09 ,  4D004CB31 ,  4D004CB32 ,  4D004CB36 ,  4D004CC11 ,  4D004CC13 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D059AA03 ,  4D059BB01 ,  4D059CC04 ,  4G012KB08 ,  4G012KD04 ,  4G012KD07
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (3件)
  • コンクリート総覧, 19980610, 第1版第1刷, 第68、69頁
  • コンクリート総覧, 19980610, 第1版第1刷, p.68
  • セメントの常識, 199811, 第7-9頁

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