特許
J-GLOBAL ID:200903038921779766

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284033
公開番号(公開出願番号):特開平11-118906
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 信号対雑音電力比の小さな受信信号であっても、電波の検出性能を向上させることができる受信装置を提供すること。【解決手段】 第1および第2の検波手段3,4は、第1および第2の受信アンテナ1,2による受信信号を位相検波する。相関信号生成手段5は、第1および第2の検波手段からの出力信号の相関をとって相関信号を生成する。この相関信号は、A/D変換手段6によりA/D変換された後、コヒーレント積分手段7-1〜7-Nによりコヒーレント積分される。この積分結果は、第3の検波手段8-1〜8-Nにより検波されて、電波検出回路9-1〜9-Nにより電波の検出が行われる。ここで、コヒーレント積分手段では、電波のパルス幅に応じて異なるサンプリング条件が設定される。従って、サンプリングされたディジタル信号に受信信号成分が多く含まれる場合が生じ、電波の検出性能が向上する。
請求項(抜粋):
空間を伝搬してきた電波を受信する第1および第2の受信アンテナと、上記第1および第2の受信アンテナによる受信信号をそれぞれ帯域制限して位相検波する第1および第2の検波手段と、上記第1の検波手段からの出力信号と上記第2の検波手段からの出力信号との相関をとって相関信号を生成する相関信号生成手段と、上記相関信号生成手段からの相関信号をA/D変換してディジタル信号を出力するA/D変換手段と、上記A/D変換手段からのディジタル信号について、それぞれ異なるサンプリング条件でサンプリングしてコヒーレント積分を行なう複数のコヒーレント積分手段と、上記複数のコヒーレント積分手段の積分結果についてそれぞれ検波を行ない、上記積分結果に現れる上記相関信号の振幅に応じた電力を有する信号を出力する複数の第3の検波手段と、上記複数の第3の検波手段からの出力信号の電力を所定のスレッショルドレベルと比較して上記受信信号の有無をそれぞれ判定する複数の判定手段とを備えたことを特徴とする受信装置。
IPC (3件):
G01S 7/285 ,  G01S 7/292 ,  H04B 1/10
FI (3件):
G01S 7/285 Z ,  G01S 7/292 A ,  H04B 1/10 L

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